
自然に囲まれてリセットしたいことはわかっているのだけど、
行きたい場所も思い浮かばず、
誰かに声をかけるテンションでもなかった。
そんな中、
たまたま連絡が来た古い友人を誘って(捕まえて)
いつものようにほぼ無計画で、
今まで行ったことがない山の方へ。
ランチをいただいた山猫亭の店長がおすすめしてくれた“高台”へ。
川でのんびりする程度だと思っていたその友人を、
半強制的に軽いトレッキングに巻き込んだ。
頂上から見える景色は、なんてことはなかったけれど、
いろんなものが小さく見えて、
自分の抱える無力感が尚更小さく思えた。
実際、小さいのだ。
その友人も、初めての体験で
まさか頂上まで頑張れるとは思わなかったし、
今、望んでいた景色が見れた。
と喜んでいた。
1人では難しくても、
仲間がいることで乗り越えられることがある。
そして、いつか同じ課題にぶつかった時、
今度は1人で乗り越えられるようになっていることもある。
人間は孤独な存在であるように思える。
その一方で、皆一つであるとも思える。
そんな宗教的な領域に少し触れて蓋をしめる。
深みにハマらないように。
buna