
コロナ禍を無事に乗り切ったと思っていたら、
第9波にやられてしまった。
オミクロン株でここまでしんどいのだから、
以前の株がどれほどしんどかったのだろう。
Le choc du futur(The Shock of the Future) 2019
倦怠感が酷く、音楽が聴きたくなかった。
これは本当に珍しいこと。
なので、大半の時間を映画やドラマを目を半開きで観ながら過ごした。
(残念ながらできる限り仕事もしなければならなかった)
陽性という検査結果が出てから9日後、
やっと目を全開で観ることができるようになり、
『The Shock of the Future』というフランス映画を観た。
1970年代後半のフランス、
新しい音楽の可能性を探る若き女性ミュージシャンが、
ある日、日本製の電子楽器に出会い、
理想のサウンドを見つけるという1日を描いた映画。
レトロなごっついシンセの前に
女性がいるという絵だけで電子音楽好きとしてはたまらない。
映画としてはとくにわかりやすい起承転結もない。
でも、フランスの文化水準の高さを感じることができる。
そして、クリエイティヴになれた映画だ。
buna