QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

フェイクとリアル

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先月に続いて、記録的に巨大な台風がやってきた。
スーパーやコンビニの棚から商品が消えている様子は、311を思い出させた。

テレビとネット、国内と海外のメディアの情報、どれを信じて良いのかわからない。
こういう不安な感覚も311を思い出させる。

もともと“フェイク”と“リアル”は混在していて、
それをネットという媒体が拡散し、僕らのもとに届きやすくなった。
もしかしたら、以前はフェイクしか僕らの手元に届かなかったのかもしれない。
そう思えば、良い世の中になったと言える。
ただ、その代わりに自分で判断しなくてはいけなくなった。

今回、スーパーで大量に食料を買わなかった。
3、4日なら十分生きていける食料はあったし、
単純にスーパーに並ぶのが面倒だった。
結果的にはそれで問題なかったけれど、状況によってはあの時我慢して並べば〜と後悔したかもしれない。
今回のことで、僕は「メンドクセェ」と真っ先に死ぬタイプだと実感した。

まだ洪水や停電、断水に苦しむ人たちがいる。
1日も早く日常を取り戻せますように。

buna

ベトナム旅行 vol.4

隣国とのいざこざ、イスラムとキリスト教徒の問題に比べれば、数十年前のことで根深い問題になる前に何とかできないのだろうか。どちらも自国の問題まで相手のせいにしていないだろうか。

ベトナムで韓国企業の進出と観光客をたくさん見た。それに苛立ちのようなものを感じたけれど、あれは元気のない母国に対しての苛立ちだったように思う。“もう日本は先進国ではない”というフレーズが何度僕の頭に浮かんだことか。僕らの心はしっかりと見張っていないと、おかしな理解をする。

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ダナンは砂浜のビーチとフランス植民地時代に栄えた港で知られるリゾート地ということもあり、ここ4、5年で日本でも人気が出ていて直航便(6時間)も飛んでいる。海沿いに連なっている細長いホテルの幾つかの屋上には、DJやバンドが演奏するバーがある。日本のリゾートでこういう場所があるという噂は聞いたことがない。絵描と同様にDJの活動する場が日本には少ないように感じる。

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何回か店を探すときや道に迷った際以外は、WiFi環境には困らなかった。日本は本当に遅れている。ただ、せっかく旅行に行ったのにスマホばかりいじっていたくはないけど。

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2019 Hanoi

旅行の際、何を持っていくかかでその人の大事に思っているものがわかる。僕は音楽とノートだ。ノートは絵を描くためと感じ考えたことを綴るため。服は機能的なものが中心。

何を持っていくかより、何を持ち帰るか。この方が重要なのかもしれない。

buna

ベトナム紀行 vol.3 秩序と混沌

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今、聴きたい音楽がわからなかったけれど、2017年リリースされたNuearz(skam)の二つのアルバムは、そんな僕の目を覚ませてくれる内容だった。まさに今、必要としているのはこういう音だ。こういう刺激だ。と。



秩序と混沌

ベトナムで道を渡るのは命がけだ。車もバイクも、人が道を渡ろうとしていても道を譲る気どころか、スピードを落とす気さえも無さげだった。“自分は自分のまま生きるから、君も勝手に生きればいい”。そんな風に言われているようだった。こればかりは、「おい、ちょっとは止まったらどうだ?」と声に出してしまうほどだった。

帰国するために空港へ向かうタクシーの中から、事故を起こして道路で倒れている男を見た時。そりゃそうだろ。と。僕が滞在している間にあの光景を見なかったのが奇跡に思える。アスファルトに打ち付けられたあの男の頭の痛みを、今も思い出すと頭が疼く。

いろんな人がいていいし、いろんな国があって、もちろん良いし面白いのだけれど。もう少し秩序があった方がストレス(ベトナム人はこれをストレスと感じていないのかもしれない)もないし、経済的な気がしてしまう。そういう面を見ると、ベトナムがまだまだ発展途上であることを感じる。ただ、秩序や調和、効率を重んじるあまり、ストレスを強いられている僕ら日本人も少し冷静に考え直した方が良いだろう。

buna

ベトナム紀行 vol.2

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2019 Đà Nẵng

自国の国旗を誇りに思えないのは、自分が生まれる前の敗戦がやはり影響しているのだろうか。日本人の心には空洞があり、何かのきっかけでそこにすっぽりと他人の思想が入り込みやすいと、ある心理学者は言う。

あの戦争も、現代にも見られる何かへの熱狂的な思いも、それで説明がつくらしい。要は自分の哲学や思想がないから、「空気」にのまれてしまうのだろう。玉音放送を聞いた後、多くの国民が洗脳が解けたかのように、真逆な考えを持ったという。

日本の多くの「常識」や「空気」なんていうものは、その程度のものであり、まずは自己を強く持ち、善悪を自分の物差しで区別していくことがこれからの僕らには必要なんだろう。

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2019 Sun World Bà Nà Hills

ダナンから車で約40分のところにあるBà Nà Hills。この「神の手」を何かで見たときは、まさか自分がここに行けるとは思ってもいなかった。1,487メートルという高さにテーマパークを作るという大胆さ。もともとは19世紀初頭、ダナンに移住したフランス人の避暑地だったという。ギネス記録を有する世界最長・標高差のロープウェイ。全長5,801m、乗車時間およそ20分。この手以外には花畑やフランス風の街並み、レストランやダンスショー、3D、4D、5Dシネマや射的、ゴーカート、メリーゴーランド、ミニ観覧車、ミニジェットコースター、ロッククライミング、ジェラシックパーク、蝋人形館など盛りだくさん。
https://banahills.sunworld.vn/

ベトナム紀行 vol.1

充実した夏休みを過ごせたのは、何年ぶりだろう。一つの出会いが、怠け者の僕を海の向こうに移動させた。でなければ、今年も暑いことを理由に自堕落に過ごしただろう。

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2019 ダナン

日本を出る前に観ていた『ブレードランナー2043』とベトナム戦争のドキュメンタリーの映像と派手な電飾と工事現場が目立つダナンの街並みが重なり、不思議な感覚になった。

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2019 ハノイ

最近日本に在留しているベトナム人の数が中国、韓国の次に多くなっているというから、僕ら日本人にとって身近な存在になっている。何故彼ら彼女が日本に来ているのか、日本の何に魅力を感じてくれているのかまだわからない。

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2019 ハノイ
僕が約一週間で目にしたベトナムは、おおらかで、マイペースな国。もちろん、それがネガティブな印象になることもあるけれど。「空気」を気にし過ぎて、こんがらがっている日本人には、ベトナムから学ぶことは少なくない。

二足の草鞋


七夕シーズンが来て、夏が来たと思ったら来週からお盆シーズン。
去年は仕事が忙しくて計画も立てられず、どこに行くこともできず、
その上、休日出勤をしなければならなかった。

今年はその二の舞にはならぬよう、忙しさに負けず、少し長めの旅行を計画。
なんのために働いているのか。わからなくなるような働き方はしていてはいけない。
最近、つくづくそう思う。



二足の草鞋

仕事をしながら制作を一方でするというのは、
本当に難しい。時間的にも体力的にも。
でも、言い訳はできない。

環境とチャンスは自分の手で掴まなければならない。
でなければ、「終わった」人になるだけだ。
少しずつではあるけれど、絵は描き続けている。
まだまだ終わらない。

愛知県で開催されて中止になった「表現の不自由展」について書きたかったけれど。
また、今度。


梅雨

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もう台風が上陸する季節になった。この湿度は不快だけれど、
墨の伸びが良くなる季節でもある。

最近は忙殺されそうな日々だけれど、
30分でも時間があれば絵を描くようにしている。

合格点に達することもなく、完成させずに何枚もの絵が重ねられていく。
逃げているようにも感じるけれど、本当に逃げるのであれば、
破って捨ててしまうところ。その中途半端さを自分にわからせるために、
そのままにしているようにも思う。

明日は久々の休み。少しは絵が描けるだろう。

寛容さに欠ける社会

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日々の忙しさやなんやかんやで、なかなか友人たちに会えていない。
会いたい友人の顔が何人か浮かんでいる。もう少し都心に住んでいれば、
もっと友人たちに会えるのだろうか。



寛容さに欠ける社会

型にはめられることを嫌う僕が、
去年から型を重んじる環境に身を置くことになった。
もちろん、居心地が良いわけはなく、
息苦しさを毎日感じている。

こうでなくてはならなくてはならない。
という秩序を重んじることも大切ではあるけれど、
こうでなくても良いのでは? 
という思考を持つ人間が、少数でも存在する方が健康的なのではないだろうか。

人と違うことに対して、寛容さに欠ける社会は生きづらい。

buna

next step at every age

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立ち飲み屋の楽しみを覚えた。
疲れるだけじゃないかと思っていたけれど、
あの潔さが気持ちいい。そして財布に優しい。



next step at every age

「そんなことをしている年齢じゃない」
と思うようになった。
悪い傾向ではないけれど、この思考で自分の限界を決めてしまいたくない。
挑戦してみたくなったら、何歳になったってしてみればいい。
そう自分に言い聞かせる。

「本当はあれがやりたかった」
なんて、セリフは言いたくない。

来週から制作始める。
とここで小声で宣言。

buna

GW-Very Green-

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あの“東京”の一部とは思えない奥多摩のバンガローに一泊。
これまでGWは大抵は家で過ごすことが多かったけれど、
今年は違う。確実に僕の生活は変わった。

やはり、これからどうするかだ。
どこからエネルギーを得て、
それをどう発していくか。

buna

Artwork for “Enter the Era of the Transhumanism”

Transhumanism1


ゴールデンウィーク二日目、青空が広がる昼過ぎ。
日々の忙しさでできていないことを一つずつ片付けている。
その一つがこのブログ。

マンチェスターからパリに移住したアーティストの友人が4年ぶりに来日している。
彼も僕と同じように、今までの生活に別れを告げて、
新しい人生を生きている。
僕らアーティストにとって、この時代をどう生きるか。
これが大きな課題だ。

先日、ある海外の大きなアートフェスへの出展の話があった。
少なくないその参加費用をこちらが用意する必要があり、諦めるしかなかった。
あの費用が払えるアーティストがどれほど日本にいるのだろう。
大きなチャンスではあるけれど、ギャンブルをするほどの余裕はない。
そんな僕らに、どんな成功の道があるのだろう。

そもそも、アーティストとして成功したいのかさえわからない。
どうあれ、描き続けなければならない。
なぜか? それはうまく今は言葉にできない。


さて、久々の音楽関係のアートワークを作成しました。
enter-the-era-of-the-transhumanism-remixes
宜しくです。


Art on the wall

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展示会が終わって、絵を描くのも一旦休憩。
と言うよりは、日常の忙しさでそうならざるおえない。
作り続けられるよう、環境とリズムを整えなければらない。

前回の展示で作品を購入して頂いた方が、
部屋に素敵に飾って頂けたようで、嬉しい限りだ。
日常の中で、僕の作品がどう育ち、何を語るか。
いつかそんな話を聞いてみたい。

buna

展示会終了のお知らせ


報告が遅れましたが、展示会は17日に無事終了しました。
関係者の皆さんに協力していただき、来場してくださった方々の暖かい言葉で、
自分の未熟さと可能性を感じられる展示になりました。

普段、絵を描いている時は、人に何かを伝えたいと思うどころか、
人に見せる意識もないので。展示するとなるとそこがまず大きく違います。
次のステップとして、そこを意識して描くようになるな気がしますし、
具象的なものも取り入れていくような予感がしています。
まだまだ試したいアイデアはあります。まだまだこれからです。

そして、キャンパスに描くのが面白くなっているので、
これも続けてみようと思います。そう、必要なのは挑戦すること。それを止めないこと。

あらためて、展示会に来てくださった方々、
ありがとうございました。再会を楽しみにしています。
また、近々。

buna

[展示会]深淵に浮かぶ月

個展の開催はこれで4回目。

手描きのみの展示は国内で2回目。

2006年以来になりこれが今の僕のベスト。

まだまだ、深化できる。

そんな希望を胸に開催します。

buna 深淵に浮かぶ月-The Moon in the well-
space 3416 〒272-0023 千葉県 市川市南八幡3-4-16 047-376-5516
11:00-23:00   2019年2月10日(日)〜17日(日)
Openinng Party 2月10日(日) Closing Party 2月16日(土)

buna

開いては進み、開いては進む

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何年ぶりかのSIONのライヴ。
中学生の頃から、新しいアルバムがリリースされる、
その時々の心境に響く言葉があり、救われたり勇気をもらったりしていた。
今回のライヴもそんな言葉や思いがあり、良い時間を過ごさせてもらった。
まだまだ、これからだ。


楽しく絵を描くことがこんなにも難しいのかと。
あらためて重くのしかかる。
同じレベルの作品、同じような絵を何枚も何枚も繰り返しためてこんでいく。

扉を開けば、またそこに同じ扉があり、
それを繰り返し開いては進み、開いては進む。
前に進んでいるのかも確かではなく、
同じところを周回している気さえしてくる。

このマインドゲームに耐えれた者だけが開ける扉というのがあるのだ。
そう信じて、もうしばらく向き合ってみる。

buna

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