QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

別の何かを

時が過ぎるのが早くも感じるし、
正月がかなり前のことのようにも思える。
充実はしているものの、何かが欠けている。
この満たされない感覚。

逃げるも地獄、進むも地獄。
どちらにせよ。自分との闘いは続く。
「越えられない試練は与えられない」
などと言われても、“ほんとかよ”と。

「針の穴に糸を通すような」
そんな感覚で選択肢を選んでいく。
まずは冷静に考えて、考えて、
考えなくなるまで考える。

そうか、山に行きたいのかもしれない。
でもこの寒さの中、いく気にはならない。
別の何かを探すしかない。

buna

OVERSTEPPER

一年を振り返ることもなく新年を迎えて、
抱負を考えるわけでもなく、
1週間が過ぎた。

数年ぶりにイベントを企画して、
DJをやることにしたはいいけれど、
久々なので思い出しながらの作業になっている。

コロナ禍で疎遠になった人たち、
音楽のなる場が再構築される機会になれば嬉しい。

buna

DEC 2022 BEST ALBUM

今年は半年ちかくインドに滞在していたので、あの日々が思い出される。
マスクをしていても口の中が埃っぽくなるあの感覚。
クラクションの音、オートリキシャのエンジンの振動。
市場の色とりどりの果物や野菜、小物や服。

予定では1月中には戻る予定だったけれど、
この気管支炎と目の痛み(結膜炎)、
その上、甲状腺ホルモンにも異常がでてきている。
自分の身体に何が起きているのだろう。

コロナワクチンについての数ある噂は、
ほとんど聞き流していたけれど。
もしかしたら、このホルモンの異常について、
影響があったのでは。などと勘ぐってしまう。
しかし、なんの証拠もない。

今月はこの2枚。


NOV 2022 BEST ALBUM

11月分をアップするのを忘れたまま、12月も末。
毎日、忙しい日々を過ごしており、
なかなか更新ができない。

恒例の1年を振り返ることもできていない。

今は突っ走るのみ。

Rilla Yukou / 遊光 EP 2022
JAH WARRIOR / DUB FROM THE HEART PART 2

OCT 2022 BEST ALBUM

帰国してからの忙しさで更新を忘れてしまっていた。

10月は10代の頃によく聴いていた、
懐かしのこのカリフォルニアのパンクバンドの良さを再確認。
同じような曲が多いのだけれど、クセになる。

これはBad Religionの16枚目のアルバムで、
2013年1月22日にリリースされた。

発売と同時に好評を博し、
ビルボード200のアルバム・チャートで19位を記録、
バッド・レリジョンにとって初めてトップ20入りを果たしたアルバムとなり、
彼らのキャリアで過去最高となった。

Bad Religion – True North 2013

インド、シーズン1終了


インド、シーズン1は大気汚染の影響で、
今日で終わりを迎える。

シーズン2は2月からスタートする予定だ。
舞台はムンバイが濃厚。アートと音楽の中心はやはりムンバイのようだ。

ここでの生活を振りかえってみてもまだ
「混沌」という言葉しか思い浮かばない。

今は、帰国が楽しみというほど実感がなく、
荷造りと、出国と入国の手続きが心配だ。

インド人の部下(と思ったことあまりないけど)
たちからの別れの挨拶の電話に、
いい仲間ができたことに気付かされる。

buna

そろそろ、日本に帰ろう


当然、日が暮れるのが早くなり、
18:30にオフィスを出ると真っ暗。
マスクをしているのに、口の中が埃っぽくなる。
目を守るためにメガネ。

「冬のインドはいいよ」と部下が言っていたけれど、
ディワリという光の祭典が近づいているからか、
夜になるとイルミネーションが少しずつ増えてきている。

破裂音は花火。綺麗なものではなく、ただ火花が散っているだけ。
でも、なんか冬のインドの良さが少しだけわかってきた気がした。
ただ、僕はタクシーの中からそれを見ていて、
まだ部外者。傍観している。

そもそも自分の人生さえ俯瞰してみがち。
何故に自分はこんなに不自由なのだろうか。
自分を自分で不自由にしている。

そろそろ、日本に帰ろう。
一旦帰ろうと思う。

buna

SEP 2022 BEST ALBUM


今日で4ヶ月。残すところ1ヶ月ちょっと。
色々あったような無かったような。
今月に関しては半分は体調を崩していて、
企画していた旅行にも行けず。

どうインドを楽しもう。
絵も描けなければ、音楽もまともに聴けない。
デリーは空気が汚すぎて散歩すらできない。

せめて美しい景色が身近にあれば良いのだけど。



OK AI


流行りのAIを使って絵を描いてみた。
面白いことは面白い。でも感動はしない。
でも、これで職を失うイラストレーターはいるのだろう。

一方で、これ制作を止めるアーティストがいたら、
その人はそこまでだったということでしかない気がする。

今後は書きたいことがあるのに、
挿絵がない時にはこれを使えば良さそうだ。

そして、これはこれで、僕の心境を表現しているので、
アリといえばアリ。

そう、また週末に熱を出して寝込んだ。
本当にここの空気が合わないようだ。

buna

Hauz Khas Village



Piano Man Delhi https://www.thepianoman.in/


聞くところによると、日本は秋めいてきているようだけれど、
こちらは最高気温35℃のまま。
これでも涼しく感じることは増えたので、
一応、季節の変わり目。

そしてデリーはこれから最も大気汚染が酷くなる季節になるという。
既に感染症になっているというのに、
これ以上酷くなったらどうなるのだろうと。
早めの一時帰国も視野に対策を考えている。


Hauz Khas Village

デリーの文化の中心はHauz Khas Villageと言っていいようだ。
クラブやライヴハウス、ギャラリー、
カフェなどが立ち並ぶエリアになっている。
繁華街ではあるので、
治安が良くないことはすぐにわかる。

デリーに住み、音楽やカフェ文化を気軽に楽しむのであれば、
このエリアが一番だろう。
今住んでいるところはここまでタクシーで30分かかるし、
そもそも特に夜に一緒に行く人がいないので、
なかなか行けていない。

お近づきになりたい人たちはどの辺にいるのだろう。
マンチェスターに住んでいるときは、
レコード屋や本屋、セレクトショップに頻繁に通って友達を作ったけれど。
ここではそれが難しい。

 buna

これからはインドの世紀

両目の感染症はまだ治らず、
インド人の子供がなる感染症らしく、
日本にはない菌に感染してしまったらしい。
その上、眼圧が高めになっているので、
緑内障の可能性まででてきている。
恐ろしやインド。


「これからの10年だけではなく、
これからはインドの世紀(100年)になる」
というような見出しの記事を見かけた。
インドのビジネスマンが語ったものらしいけれど、
なんという自信だろうか。

インドは確かに発展してきている。
2009年に来た時と比べると、
かなり変わった。そもそも、
あの頃はスマホもなかったわけで、
今では、路上生活者のような人までもが、
スマホ片手に道路に寝そべっている。
タクシーもリキシャも、
Uberで以前よりは簡単に安全に使えるようになった。

しかし、
13億の人口の中で、2億人近くが貧困層と呼ばれている。
日本の人口より多い人たちが、厳しい生活を生きている。
街のいたるところが、日本人から見たら”壊れている”
インフラ(電力、運輸、通信、水道・衛生)がまだまだ整っていない。

デリーで言えば、周辺の砂漠だったようなところに、
新興住宅街ができ、ビルが立ち並んでいる。
古い街を囲うように新しい街ができていくのだろう。

一方で、新興住宅地の無味無臭さに馴染めない富裕層は、
これからも南デリーの富裕層が住むエリアに住み続けるのだろう。
そのエリアの近くには必ず、貧しい人たちが住むエリアがある。
そういう人たちは、富裕層の家庭でメイドをしたりして月数千円を稼ぐ。

歪な形で発展しているように感じるけど、
「貧富の差が広がる勢いすらない」日本と比べれば、
希望がある。

インド独自の発展の仕方をしていくのだろう。
日本はインドとの関係を良好に保ち、
衰退を止めなければならない。

僕はそんな大きな使命を背負っているのかもしれないけれど。
あまり気にせず、時に怠けて、時にワーカホリックと言われ、
コツコツとやっていく。

buna

AUG 2022 BEST ALBUM


帰国予定だった今日8月31日、
僕が何をしたかというと、休日だというのに働き、
その上、インドで初めて眼科に行った。
先月中旬から片目の瞼が腫れては治って、
また再び腫れるという症状が出ていた。

感染症らしいけれど、それ以上は詳しくはわからない。
「普通の感染症よ」と女医は言ったけれど、
なんだろう普通の感染症とは。
まぁ、何かしらでバイ菌が目に入ったのだろう。

それも腫れている片目だけではなく、
両目に感染症の症状があるというのは意外だった。
しばらく病院通いになる。

病院通いで一つだけいい事がある。
それは病院があるのが、
デリーからタクシーで30-40分のところにある、
グルガオンという日系も含む外資系のオフィスや
住居が多く構える新興街で、
日本食屋が多いということ。

さて、8月に聴いていたのは、テクノ系が多い。
インドでもDJがしたくなって、わかりやすい音楽を集めている。

 buna


TECHNO

ROCK

Fly to Mumbai


数日前から、両親がコロナの陽性反応が出たということで、
寝込んでいる。こう遠くにいると電話で話を聞くとか、
ネットで何かを注文して届けるとか、
そのくらいのことしかできない。
例え、日本にいてもしてあげられることは少ないのだけれど。


初のムンバイへ

あるプロジェクトの現地視察のため、初のムンバイへ。
映画「スラムドッグミリオネア」の舞台になったところだ。
空港に到着すると吸い込む空気が
デリーのそれと比べると綺麗な気がした。
しかし湿度は高く、肌にまとわりつく不快感があった。

来年にはここにもオフィスを構える予定なので、
この街とは長い付き合いになりそうだ。
それに、ニューデリーよりムンバイの方が好きな気がする。
こうやってあらためて、別の街に来てみると、
ニューデリーが殺伐としていることがわかる。

今月は休みが多いので、北の方に行ってみたい。
リシュケシュ、マナリ、ダラムシャーラ。
課題は、一人で6時間、12時間もかけて行くタフさが自分にあるか。。

buna

JUL 2022 BEST ALBUM

今日で2ヶ月が経つ。体重はたぶん落ちたけれど、
人生観が変わるなんてことはない。

残り3、4ヶ月。
そして、また1月末にはここに来ることになるだろう。
予定通り進めば、その頃には大きな展示会を開催している。
本当に実現するのだろうか。

さて、7月も女性ヴォーカルものばかり聴いていたようだ。
気管支炎のせいもあって、疲労が。。





Billie Marten Feeding Seahorses by Hand (2019)
Art Tatum, Ben Webster “Art Tatum meets Ben Webster” (1956)

続くコロナ禍


目標という言葉が突然頭に浮かんだってことは、
ここでの生活に慣れることが、
まずは目標だったので、
次のそれが必要になったのかもしれません。
楽しむこと。心身を良い状態に持っていくこと。
これかもしれません。


続くコロナ禍

日本は第7波で1日当たりの新規感染者数20万人
という記録的な感染者。
インドは今のところ緩やに増えている状況だ。

街でマスクしている人はあまり見かけない。
しかし、ショッピングモールによっては
マスクなしでは入れないところもある。

タクシーやデリバリー業務の方はマスク着用が
義務付けられているようだけれど、
守っている人は少ない印象。

僕はコロナというより、
大気汚染対策でマスクは出来るだけしている。
こちらに来てから、気管支炎が悪化しており、
通院することも考え始めている。
異国の地では病院は避けたい。

命を削ってでも、挑戦しなければいけない時がある。
そう自分に言い聞かせている。

buna

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