QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Archive for the ‘Review’ Category

【Music】Patricia(Opal Tapes/Spectral Sound)



そろそろ今年よく聴いた音楽の紹介も交えてみようと思います。
まずは、適当にこのテクノのプロデューサー、Patricia。
NY在住のアメリカ人。Opal TapesやGhostly Internationalの姉妹レーベル、
Spectral Soundからリリースしているそうです。
Boards of Canada meets TB303と言えば、
想像できる人も多いのではないでしょうか。

ROLANDのTB-303というシンセの音が大がつくほど好きなのは、
96年頃イギリスで体験したACID HOUSEがきっかけです。
今だにこのシンセの人気はあり、
(手が届かないほどではないですが)高値で取引されています。
アップした曲の2:20くらいからウニョウニョいっている音がそのシンセの音です。

buna


Nine Elevenーフランス産、僕らのリアルー


この1、2週間ほど、ロックばかり聴いている。
それも激情系ハードコアを中心に。歌うというより、叫んでいるタイプの音楽だ。
今、一番気に入っているのは、フランスのハードコアシーンを代表する(らしい)バンド、Nine Eleven。

この手のバンドの数は多い。どれも似た様な印象もある。
その中でも、心に響いてくるのは、内面にある“何か”を言葉ではなく、
叫びとしてしか表現できなかった。そこにリアルさのあるバンド。



僕らのリアル

マンチェスターで起きたテロの後、
ジャカルタやアフガニスタンやロンドンとテロが続いている。
それ以前からもテロは起きていて、麻痺してしまっていたのだろう。
マンチェスターと言う思い入れのある街で起きたことで、
あちらの“世界”に引き戻されたようだ。

ネットが普及した今でも、日本は世界のリアルとは離れたところにある。
現に、例えばイスラム教徒に会ったことがある人や、
人種差別されたことがある人、
難民や物乞いをする人間を見た人は、どれだけいるだろう?

もちろん、“世界”と同じ強度で共有しているリアルもある。
そして、日本に生きる僕らしか強く感じられないそれもある。
それらを表現するには、どんな方法があるだろう。

buna

【映画】『セッション』(2015)




「逃げる(去る)が勝ち」の場合もあるけど、だいたいは諦めずに立ち向かった者だけが勝てる。
ただ、闘う場所を間違えちゃいけない。その判断はどうしたらいいのだろう。
努力を努力と感じない場所? 残念ながら答えは見つかっていない。

映画『セッション』

これは歴史に残る偉大なドラマーを目指す学生と熱血(鬼)教師の話。
才能を引き出したり、伸ばすために、教師はどう接するべきか。
限界まで追い込んで、狂気スレスレのところで挑む。
これも一つのやり方だろう。

しかし、これには心身の限界に達して壊れてしまうリスクがある。
そんな危うい激流に進化の扉はあるようだ。

自己の狂気の度合いと作品の進化のそれは比例する。
これは経験談で、持論。

どうあれ、生き残った人間だけがたどり着ける場所がある。
去年の夏からトラブル続きの僕には、勇気をもらえた映画だった。

映画『セッション』の詳細は以下でどうぞ。
http://session.gaga.ne.jp/

[TV]情熱に触れる

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全国的に年賀状を出す人が減ったようです。
これも時代の流れでしょうね。
僕も今年は頂いた人に出すだけになりました。
来年は自分から出すかもしれません。年末の気分次第です。。
遅れて出すのだから、せめて手描きで絵と文字を描いています。
残りあと2枚です。


漫画家の情熱に触れる

年末年始、実家に帰っていたので、
その間に撮りためていたテレビ番組を気分転換に観ています。
おすすめなのが「漫勉」(NHK)という漫画家の浦沢直樹さんがホスト役の番組。
漫画は滅多に読まなくなってしまいましたが、
漫画家が何を考えて、何にこだわっているか。
そして、それぞれ独自の技術が垣間見れる貴重な永久保存版的番組です。
(僕は見終わったら削除してますが)

buna

2016 音楽

bunaさん(@bunaism)が投稿した写真




2016年も残りわずか。
音楽体験で一番印象に残っているのは、バリで観たケチャ。
(今年ライヴをやった友人のみんな、ごめんよ)
涙が出るほどの感動は、いつ以来だっただろう。


bunaさん(@bunaism)が投稿した動画



音楽も芸術も、一つになるためにある。
僕はそう信じている。

先日会った音楽家が巷に溢れている音楽に対して、
「神聖な音を、そんな風に使うな」
と言っていた。

資本主義の中では、全てが商品にされてしまう。
「売れないモノは価値がない」
という価値観に、これからも僕は芸術家として抗い続ける。

来年はもっと音楽を楽しみたい。
人生を楽しみたい。

buna

【映画】『64(ロクヨン)』




久々に試写会に行ってきました。
『64(ロクヨン)』という警察、事件モノです。
昭和64年と言うと、ちょうど僕が小学校を卒業した頃でした。
すっかり忘れてましたが、一週間しかなかったらしいです。

その短い期間に起きた誘拐殺人事件が題材でした。
出演者が豪華で、主役を張れるような人たちばかり。
演技力も高い人が多いので、
見た目だけで人気があるような人は、浮いてしまいます。
また、昭和的ではない演技をしている人もですね。

この昭和的というのは、どういうことかというと、
全身全霊で演技をするというような、
悪く言えば、暑苦しさなのかもしれません。
時代遅れと言われている、この暑苦しさ。
この映画ではたっぷりと味わえます。
(僕もこの時代遅れのタイプの人間です)

日本映画特有の、もしくは日本社会特有の閉塞感、
それが息苦しく、しんどくさせ、現実逃避はさせてくれません。
逆にこれが面白さであり、
これを打開するヒントが散りばめられていたりします。

後編を観るのが楽しみです。
詳しくは以下で!

http://64-movie.jp/

buna

MY HEROS

Untitled


高校の同級生が、コンサルタントの会社を設立するということで、
ロゴ、名刺のデザインをさせてもらいました。
同級生と仕事をするのは、覚えている限りではこれで5回目。
嬉しいし、ありがたいです。


MY HEROS

今年に入って、何人もの伝説的なアーティストが亡くなりました。
僕にとって大きな影響を与えた人は一人もいなく、
その死を悲しむ多くの人の言葉を見えていると。
同じ時代で音楽好きとして生きながらも、
彼らとは違うところで生きていたのかもしれない。
そんな風に感じて、孤立感が少しあります。

僕にとっての70〜80年代の音楽のヒーローは、
ジョン・ライドン(ex.Sex Pistols. Public Image Limited)であり、
トム・ウイエツ。イアン・マッケイ(ex. Minor Threat. Fugazi)。
90年代では、故カート・コベイン(NIRVANA)、トム・ヨーク(RADIOHEAD)、
ジョナ・マトランガ(FAR、ex.NEW END ORIGINAL)
この中でもイアン・マッケイとトム・ヨークは、生き方を考える上でも影響受けましたし、
トム・ウイエツの音楽には何度も助けられ、良い時間を過ごさせてもらったので、
亡くなったらしばらく立ち直れないかもしれません。

できるだけ長生きして、良い音楽と刺激を与え続けて欲しいものです。

buna

Prequel Tapes




10代の頃から、街を歩く時、イヤホンなりで耳を塞いで、目線は少し下に下げるか、
上げるかして人の目を見ないようにして歩いていました。
そうしないと気が滅入りそうになります。
そこに存在している闇に飲み込まれそうな感覚に近いです。


Prequel Tapes

最近は国内でエレクトロニカとジャンル分けされる音よりも、
エクペリメンタル(実験音楽)に近いものをよく聴いています。

不完全の美を感じるというか、
人間の作為が押し付けがましくなく存在しているのが気持ち良いです。
大自然の中で聞こえて来る音たちに共通したものも感じます。

さて、今回紹介したいのはまだ10代のドイツ人アーティストPrequel Tapes。
どこのweb storeでも以下のような説明が添えられています。

「この10代のプロデューサーPrequel Tapesによって生み出された
本作『Inner Systems』は、
クラブの歴史を踏襲しつつインダストリアル・ミュージックへの
情熱や歴史が反映された仕上がりとなっている。
そこには、Mark LeckeyのUKレイヴカルチャーにおける発掘という功績、
Lee Gambleのジャングリストとしての軌跡、
または〈Ghost Box〉のホーントロジーなアプローチに追随した痕跡がある。
だが内容はそれとは一線を画す出色の出来栄え。
ディープテクノ・アトモスフィア、
初期ヨーロ ピアン・アンビエントとインダストリアルの
鳴り響くエネルギーが、ドイツの地に新たな風を吹かせる」

これを読んでも、僕などはよくわかりません。インダストリアル系アンビエント。
ということでしょうか。電子音楽が好きな人は是非聴いてみてくださーい。

buna

Zola Jesus




作曲家として世界的に評価を得ているある友人が、
「誰かになろうとしないことだ」
と言ったことを時々思い出します。
自分のスタイルを見つけためのヒントを得るために、
誰かになろうとするのはよくあることです。
その誰かのスタイルや概念によって自分が縛られてしまうリスクもあり、
しっかりと自分を客観視、見守る必要があります。


Zola Jusus

Zola Jususはロシア系米国人のシンガーソングライター、プロデューサー。
グランドキャニオンで知られる砂漠気候のアリゾナの大自然の中で育った。
そんな彼女がIDMなどの電子音楽を聴いているというのが意外。
あの大自然の中で聴いたら、どんな風に聴こえるのだろう。

彼女のインタビューがelekingに掲載されていたので、詳しくはこちらで
以下、そのインタビューより抜粋。

「音楽は社会に対して神経質な、傷つきやすいような人の観点から作られていると思うの。
みんな苦しんでる。経済的にも、社会的にも、感情的にも。
人の大きな流れのたったひとりという現実、
違う方向に自分を推し進めようとしている大きな「社会」という力に、
どう対抗していいのか悩んでる」

これは芸術にも言える。
これが全てではないだろうけど。
そういう要素は多分にあると思う。

http://www.zolajesus.com/

2月3週目

bunaさん(@bunaism)が投稿した写真




先週もなかなか充実した週でした。
友人との3、4年ぶりの再会から始まって、
入院している友人の見舞い、以前働いていた会社の社長と同僚との5年振りの再会。
そして、週末の二日連続のイベントでのDJ。
さすがに昨日は疲れて家で休んでました。
今週は崩れ気味の体調を整えることに集中しながら、
次の一歩を進む準備をします。


2月3週目

いろいろ書きたいことはあるのですが、
まず週末のイベントについて軽く。

土曜日に開催された[Paradigm]
ライヴを中心にしたイベントをクラブでやりたい。
そういう思いで始めたそうです。
ダンスフロアに所狭しと機材が並ぶ光景は、
まるで楽器屋のようで、慣れない人は驚くと思います。
ラウンジスペースでは、DJが自由に音楽を流していて、
特設フードカウンターで、可愛らしい女性が洋食を販売している。
というような、コントラストのある雰囲気でした。

この日に出演したMegumu Otaniは高校時代からの付き合いで、
年齢も少し上で、ロック畑にいた彼が、こうやって同じシーンで、
共演していることが不思議でもあり、嬉しくもあります。
現在アーティスト名から音まで試行錯誤中なので、
今後に期待して頂きたいです。

もう一人の友人のPainaのライヴはヘンテコ格好良い、
90年代のローファイムーブメントを思い出しました。
彼は彼の腰の低い、ゆるキャラで誤解されてますね。

僕の2016年初DJは記録的に酷いものでした。
原因はわかっているので、この悔しさをバネにします。
サプライズで来てくれたコーキ夫妻、吉際くんありがとう。
(ここ読んでないかもしれないけど)

翌日のDIGIANAは同じ中目黒Solfaにて開催されました。
この日はAkeyのDJが、個人的には一番楽しめました。
彼女のDJは必見です。

僕は、諸事情(主催のDELAくんがタイムテーブル間違えた)
がありDJを2時間やることになりました。
前日の汚名挽回をと意気込みつつ、無理をせずにやりました。
AkeyのDJのように、一つ一つの曲を自分のものにし、
スキのない選曲をする。そういう姿勢を見習わないといけません。

少しずつ環境が整ってきています。

buna

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