QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Archive for the ‘Art’ Category

現代漫画家の影響

composition 010
year:2013


梅雨が明けるのは通常7月後半らしいですが、
今年はもう“梅雨明け間近”と予想する天気予報士がいるようです。
確かに暑くなってきました。昨年末のドタバタの引越し劇の結果、
冷蔵庫を積み残してしまったので、冷蔵庫なしの生活が半年以上になります。
直ぐに引越し直す予定なので、買う気がしません。

新しいアートプロジェクト用の作品、新作3点の入稿が完了しました。
全て手描きの絵を素材として、デジタルで構成したものです。
手描きで最後まで仕上げていないことに、ずっと違和感があったのは、
ズルをしているような感覚があったからです。

それが少し認識が変わったのが。
先日、録画しておいた浦沢直樹氏の『漫勉』(NHK) http://www.nhk.or.jp/manben/
を観ていたところ、現代の漫画家の中にはアナログとデジタルをうまく使っていて、
印刷された時に、読者に伝えたいことがちゃんと伝わることが重要なのでは。
と思えるようになりました。とうとう僕も漫画家の影響を受けてしまいました。

僕が好きなAutechreなども、実はアナログな音を素材として使っているわけで、
何を躊躇しているのだ?と自分に言い聞かせています。
OK COMPUTERで良いじゃないかと。

もちろん、1点もののアナログ作品にしかない魅力もあり、
それはそれで今後も追求していきますけど。
そう、少しやる気が出ています。
いろいろやっていますが、やっぱり自分が一番得意なのは、
絵なんですよね。

buna

something better

note_rgb-buna-008


気分転換にiphoneケースをこのデザインのものにしてみました。
まだ以下などで購入可能なので、もし気に入って頂けたら買ってやってください。
ACP buna “OUTSIDERS”

このプロジェクトでも中心で動いている、静岡県浜松市で活動している芸術家、オオサワアキラ。
彼は20世紀的芸術家気質かと思いきや、実はビジネスセンスもあり21世紀的芸術家として、
バランス良い活動をしている。

絵を描いている人で、今後の活動で迷いがある人は、
彼の動き方、身の置き方は参考にしてみて欲しい。
以下でインタビューが読める。

DORP 浜松から発信するローカルデザインメディア
http://www.dorp.jp/interview/base/

来月頭、そのオオサワアキラが始める新しいプロジェクトで浜松へ行く。
(今度こそウナギか餃子を食べたい)
その準備でこの二週間、新作を制作していて、それを今日完成させる。

まだ自分がどこに向かいたいのか、わからなくて少し焦るけど。
立ち止まることなく、探し続けるしかないようだ。

buna

Nine Elevenーフランス産、僕らのリアルー


この1、2週間ほど、ロックばかり聴いている。
それも激情系ハードコアを中心に。歌うというより、叫んでいるタイプの音楽だ。
今、一番気に入っているのは、フランスのハードコアシーンを代表する(らしい)バンド、Nine Eleven。

この手のバンドの数は多い。どれも似た様な印象もある。
その中でも、心に響いてくるのは、内面にある“何か”を言葉ではなく、
叫びとしてしか表現できなかった。そこにリアルさのあるバンド。



僕らのリアル

マンチェスターで起きたテロの後、
ジャカルタやアフガニスタンやロンドンとテロが続いている。
それ以前からもテロは起きていて、麻痺してしまっていたのだろう。
マンチェスターと言う思い入れのある街で起きたことで、
あちらの“世界”に引き戻されたようだ。

ネットが普及した今でも、日本は世界のリアルとは離れたところにある。
現に、例えばイスラム教徒に会ったことがある人や、
人種差別されたことがある人、
難民や物乞いをする人間を見た人は、どれだけいるだろう?

もちろん、“世界”と同じ強度で共有しているリアルもある。
そして、日本に生きる僕らしか強く感じられないそれもある。
それらを表現するには、どんな方法があるだろう。

buna

これは今、僕らが生きている世界で起きていること

bunaさん(@bunaism)がシェアした投稿

Manchester(2008)


街で「二度見」をされたことがあるだろうか。それも一週間に二度も。
犯罪者にでも見えたのか。顔に何かついていたのか。
酷い表情をして歩いていたのか。
それとも知り合いに似ていたのか。もしくは知り合いだったのか。
その気持ち悪さをまだ振り払うことができず、
今、こうやってここに綴っている。


これは今、僕らが生きている世界で起きていることなんだ。

マンチェスターでテロが起きた。
あのアリーナにはRadioheadを観に行ったことがある。
もしまだ僕があの街に住んでいたら、911の時のように、
もしくはそれ以上に酷くショックを受けていただろう。

マンチェスター南部にラシュロムというアジア人街がある。
この事件を受けて、そこを歩くイスラム教徒の複雑な表情が想像できる。
911の時もそうだった。
ネットのニュースによると、自爆テロを実行した犯人の目的は、
友人を英国人に刺されて殺されたことの報復だったとか。

ここに英国の闇が見える。あの国には多くの移民や難民、
そしてその二世、三世もいる。
彼らと生粋の英国人の間には深い溝がある。
これは過去に英国がやってきた植民地支配や奴隷貿易、
中東政策の結果だ。

その上、犯人が住んでいたモスサイドというエリアは、
70年代以降リビアからカダフィ政権の弾圧を逃れた
リビア人難民が多く住む治安が悪くて有名な場所だ。
酷くこじれてしまっている。

今、僕にできるのはこの無力感に負けず、
自分が感じていることを表現することだけだ。
皮肉なことに、国内の政治の腐敗した状況も重なり、
創作意欲が沸々としてきている。

buna

たまには楽しいことを考えてみる

buna-003

web業界に足を踏み入れているので、
webを利用してどう楽しめるかあらためて考えている。

例えば、音とアート(映像や写真なども含む)のネットレーベル。
これは以前からやりたいのだけど、web構築の知識と技術が足りずに企画倒れ。
TumblrやWordPressを少しいじれるだけでも、十分だけど今はそれすらできない。

その領域を得意とする友人もいるけれど。
彼らを動かすような魅力ある企画を作れていない。

何か共通した目的を持って、それぞれの得意分野を持ち寄れたらいいのだけど。
一つのバンドや店、街などのプロモーションでもいいし。

眠いのでこの辺で。

buna

Grouperを聴きながら

bunaさん(@bunaism)が投稿した写真


Year:2015


アメリカ人女性のソロプロジェクト、Grouperの『Ruins』という、
タイトル通り退廃的、シンプルで乾いたピアノと歌声のアルバムを聴きながら。


新しいアートプロジェクト

浜松で個展をやったのは2015年の3月。
お恥ずかしいことに、必要以上に自分を思い込み過ぎて、
身体を壊した結果、1ヶ月の延長をしなければならなくなった。
今思えば、ギリギリになるまで動かない悪い癖が原因だった。
「まだ大丈夫。まだ大丈夫、まだ大丈夫」
そう、あのいつものやつ。

あの個展は、意識と無意識がテーマで。
その両方で、表出と表現をした初の展示であり、挑戦だった。
その機会を作ってくれたのが、浜松の芸術家、大澤朗だ。

今、彼が新しいアートプロジェクトを準備している。
彼と話をすると、いつもその後はやる気が出る。
情熱は伝染する。インフルエンザの菌に伝染されている場合じゃない。

buna

Bali-Ubud

bunaさん(@bunaism)が投稿した写真




このエリアは雪がチラついたくらいではあるけれど、それでも寒い。
なので日曜日だというのに部屋にこもり、温暖な場所への旅を思い出してみる。
Lingua Lustraというオランダ人のアンビエントアルバム『Violet』と『Uhadi』を聴きながら。
(初期Bolaが好きな方にオススメ)


Ubud(ウブド)はバリ島の中央南部に位置するエリア。
ここに行ったのは友人が食堂をオープンしたということと、
観光化され過ぎていない“ケチャ”が観たかったからだった。

何が違うのか、実際に見比べていないので、いい加減なことは言えないけれど。
80年代撮影された『BARAKA』という記録映画とウブドで観たケチャを比べると、
劇を取り入れるなどのエンターテイメント性が高いものになっていた。
興味のある方は、以下のその映画の映像を。



十分に見応えがある。
エンターテイメント性と“わかりやすさ”
芸術家としては、葛藤する部分だ。ビジネスにするなら尚更。
森林とシャベルカーを眺めているような気分になる。

ただ、初めて『BARAKA』のDVDを観たときは、
森の奥の、閉じた社会での神聖なる儀式で。
まさか実際にこの目で観られるとは思わなかった。
観光化されたからこそ、僕のような外国人が半日行ったくらいで、
簡単に観られるようになったのも事実。
おかげで涙が出るほどの感動を経験することができた。

“本物”や神聖な高次元なものへ導く方法としては、
エンターテイメント性と“わかりやすさ”を意識することも
有益なのかもしれない。

“素人”と“身近さ”がもてはやされる時代。
“本物”を追求することは、時代遅れなのか、
それとも時代の先を行っているのか。
新たな問いが生まれる。

ではでは今日はこの辺で。

buna

one more time

bunaさん(@bunaism)が投稿した写真




新年が明けて、二週間が経ち。既に清々しい気分もなくなり、
2016年の停滞感が再び覆いかぶさっている。
まるで雪空がそんな僕の心境を表しているようだ。

ONE MORE TIME

20代は若さで突っ走れる。
30代は、その惰性で進むことができる。
40代となると。そういうわけにはいかない。

新たな起爆剤を。
もう一度あの情熱を。

buna

【展示会】The Mothership Returns To Tokyo

themothershipreturns_flyer


ParliamentとFunkadelicを中心に、70年代から80年代にかけて一大ムーブメントを巻き起こした
音楽ジャンル「P-Funk」をテーマにした展示会が東京でも開催されます。
幸運なことに今回も僕の作品も展示されます。お近くにお寄りの際は是非。
11/30(水)オープニングレセプションには僕も顔を出させて頂く予定です。

The Mothership Returns To Tokyo / Parliament-Funkadelic Tribute Art Show

今回のアートショウ<The Mothership Returns To Tokyo>は今年夏、
ロサンゼルスの有名コミックショップ、Meltdown Comicsにて開催された
<The Mothership Returns / Parliament-Funkadelic Tribute Art Show>
の東京版として行なわれるもので、
ロサンゼルスのショウにて展示された20組のアーティスト(アメリカ人15組、日本人5組)
の作品に加えて、さらに新たに日本から20組のアーティストが参加。
今の日本のアートシーン、ストリートカルチャーシーンを代表する彼らが、
どのようなスタイルで「P-Funk」をテーマにアート作品を制作するのか、
期待が高まります。(展示作品は一部を除いて、購入可能です)

ちなみに、今回、ロサンゼルスから持ち込まれるアート作品の中には、
George Clinton自身が手がけた作品の他、
Parliament『Motor Booty Affair』のジャケットで知られる
P-Funk専属のアートディレクター、Overton Loydの作品や、
Funkadelic『Uncle Jam Wants You』のジャケットを手がけたフォトグラファー、
Diem Jonesが70年代に撮影した写真など、
日本では初公開となる貴重な作品も多数含まれています。

また、11/29(火)、11/30(水)の二日間にわたり、
NOS ORG(渋谷)にてオープニングレセプションを開催
オープニングレセプションでは、<The Mothership Returns To Tokyo>
参加アーティストによるライヴペインティングが行なわれる他、
豪華DJ陣が「P-Funk」というアートショウのテーマに合わせたプレイを披露しますので、
こちらもお楽しみに。

(なお、NOS ORGはレストランバーのため、テーブル席にてお食事を楽しみながら、
ごゆっくりと音楽とアート作品をご堪能することをお勧めします)

・スケジュール
開催期間:2016年11月28日(月)~12月30日(金)
オープニングレセプション:2016年11月29日(火)&30日(水)

※アメリカ人参加アーティストの作品の展示は1週間限定(12月4日(日)まで)になります。
※土曜、日曜、祝日は貸切営業が大変多いため、ご来場の際はNOS ORG(03-5459-1717)
まで事前にご確認の上、お越しください。

・オープニングレセプション詳細
(1日目)
11月29日(火) 6pm-Midnight
[DJs] Wassupski (Jazzy Sport), TOMOYASU TAKEUCHI (マボロシ/ex:SUPER BUTTER DOG),
TOMOHIKO HEAVYLOOPER (HOMARE/ex:SUPER BUTTER DOG), TEE (Wax Poetics Japan)
+参加アーティストによるライヴペインティング

(2日目)
11月30日(水) 6pm-Midnight
[DJs] G.RINA, ZEN-LA-ROCK, Danny Masao Winston (Wax Poetics Japan)
+参加アーティストによるライヴペインティング

※入場無料ですが、NOS ORGは飲食店のため、ご来場の際は必ず1オーダー以上のご注文が必要となります。

・開催場所
NOS ORG(渋谷) http://www.nos-tokyo.com/
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町4-3ホテルユニゾB1F Tel:03-5459-1717
(営業時間:月~木曜日 18~2時、金~土曜日 18~5時、日曜日&祝祭日 17~23時)

新たな挑戦を

bunaさん(@bunaism)が投稿した写真




先週末は西伊豆の土肥という町に行ってきました。
修善寺駅からバスで50分。運賃は1320円。
この距離とコストを知った時は尻込みしてしまいました。
しかし、その道中に見える、川と山と田畑。
そして、広がる海を目にすると、むしろもっと眺めていたい。
そんな風にさえ思いました。

改めて感じるのが、自然が与えてくれるエネルギーのようなものです。
まるで自分が充電されていくかのような、そんな感覚があり、
鳥肌がたち、武者震いがおきるほどでした。

砂浜も東京近郊の海とは違って、チャラついた感じもなく、
家族旅行で来ているような、のどかな風景でした。
残念なのは、この町からは富士山が見えないということです。

来月頭には、もう一度訪れる予定です。今度は1週間くらいでしょうか。
ここにアーティストインレジデンスとしても機能するような、
町の活性化を担う施設の立ち上げの手伝いをさせて頂いています。
まだ本格的に走り出すには、解決しなければならない課題が残っているので、
ボソッとここに書いています。

buna

PAGE TOP