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日に日に夏に近づいています。
どうやらまだ体が追いついていないようです。
水たまりに石をけり込むみたいに、
自分が動いただけ、周囲に波紋が起きる。
そして、それが成長に繋がることに気がつけたのは。
確か、マンチェスターでの日々でした。
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悔しい表情とブーイングまじりの歓声
昨夜は、サッカーの日本代表のワールドカップ予選がありました。
思い出したのがちょうどハーフタイムで、
もう少しで見過ごすところでした。
スコアは0-0。初戦なので、難しいところもあるのでしょう。
決めきれない姿は、自分をみているようで(苦笑
気がつくと体を乗り出して、祈るように応援していました。
しかし、結果は引き分け。
悔しそうな表情をしている選手が映るテレビ画面、
その背景には微かにブーイング。
“一所懸命、全力で戦った選手に失礼”
そう思う人もいるかもしれません。
とても日本的で美しい思いやり、
心持ちだとは思います。
愛ある批判、不満の意思表示は、
馴れ合いの関係にならないためにも、
良い緊張感を保つためにも、
それは必要なんだと思います。
buna
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今朝はチャンピオンズリーグを観るために4時に起きた。
マンチェスター・ユナイテッドのファンではあるけれど、
数ヶ月滞在したこともありFCバルセロナの応援もしている。
(同じ理由でFCバーゼルも)
観戦中は独り言をブツブツと言い、両チームの得点に奇声を上げ、飛び跳ねた。
端から見たら滑稽な姿だったと思う。
悔しいことに、結果的にはチェルシーが勝った。
でも、約65億7500万円という巨額の移籍金で
リヴァプールから移籍したにも関わらず、
不調が続き、“大きな損失”と言われ続けた、
スペイン代表FWフェルナント・トーレス。
その彼が決勝点を決めたことは、自分のことのように嬉しかった。
本当に今年はサッカーが面白い!
buna
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小学校3年のときに、『キャプテン翼』に影響されてサッカーを始めた。
美大受験を決断する高校1年の終わりまで、毎日サッカーにあけくれていた。
そんな自分が今、こんなにもサッカーに夢中になったことはない。と言うほどに夢中だ。
好きなスポーツがあると人生を豊かにしてくれる。
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若きストライカー、ハビエル・エルナンデス
マンチェスター・ユナイテッドの期待の新人(23歳)FW、ハビエル・ エルナンデス。
メキシコ代表でもあり、2011年には年間最優秀選手に選出された。
そんな彼がこんなことを言っている。
「僕はスター選手ではない、僕の家族が素晴らしい人間であるように、
僕も彼らのように人間として成長したい。
サッカー選手である前に人間であることを忘れたくない」
この姿勢はサッカー選手や“アーティスト”だけでなく、
全ての人にとって大切なことだと自分は信じている。
そう、スター性の無い自分も、彼と同じような姿勢で芸術に取り組んでいる。
buna
Year: 2004 Old Trafford
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芸術家にとって頂点とはどこだろう?
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次々と若いスター選手が現れる日本サッカー。
その中でも今一番注目されているのが、
イギリス、プレミアリーグのボルトンに所属している宮市亮選手。
常にうまくなりたいという気持ちと、挑戦をし続けることが大事だと思います。
19歳でこんなことが言えただろうか。
宮市選手のインタビューを読んでいると、
自信と謙虚さがバランス良く存在している。
そして、自分を客観的にみる習慣ができている。
一つ上を行くには、やはり状況を客観視し、
そこから逃げずに挑むという姿勢が不可欠だと強く感じる。
buna
参考サイト:サッカーキング
“初ゴールという確かな一歩、宮市亮が「世界で通用するプレーヤー」になるための挑戦”
http://www.soccer-king.jp/column_item/20120213_miyaichi.html
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ここ数日千葉県では地震が多発していて、今朝も震度3の地震に起こされた。
とうとう来たか!と思うものの、ついつい眠気に負けてしまう。
あまり慣れてしまうのもいけないなぁと。
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負けに学ぶ
昨晩の日本代表のウズベキスタン戦は、どっしりと不安が残る結果だった。
海外組のコンディションが、時差ぼけからなのかキレが悪かった。
特にハーフナーマイクの動きには、苛立が積もり、すぐに交代させてくれと願ってしまったほど。
でも、もう終わったことだ。勝つより、負けた方が学ぶことが多いと言うし、
今回のことは、しっかりと反省して次に活かしてもらいたい。
そして、次回は宮市のプレーが観たいものだ。
そんな中、続けて放映されたなでしこジャパン対ノルウェー戦。
先に1点入れられたときは、なでしこよ。お前らもか。と肩を落としてしまったけど、
最終的に逆転勝利してくれたので、少し気が晴れた。
最後にボルシアMGの大津祐樹(1990年生まれ)の一言。
「壁を乗り越えるためには、自分の現状を冷静に把握しなくちゃいけない。
そのために邪魔になるのなら、プライドなんて僕には必要ない」
20代前半という若さで、この自分と向き合う姿勢は頼もしい。
どんな職種であれ、意識を高く持ってやっている人間の言葉は、
やはり良い刺激、確認になる。
この選手の将来も楽しみだ。
buna