
2012 11月、群馬にて
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欧州で活躍する日本のサッカー選手の活躍には奮い立たせられます。
こういう刺激をもっと身近に増やしていく必要性を感じています。
また、自分自身もそういう存在でありたいとも思います。
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『シュタイナー 芸術と美学』ルドルフ シュタイナー 著 その2
以前にも何回かここにも書いたことで、
表現者にとって自分が何を表現しているかを言語化することについて。
シュタイナーは自ら語らない方が“美しい”と言っています。
ただ、時としてそれを語らなければならないときがあり、
そのときにはしっかりと美しさを捨ててでも、
言語化しなければならないとも言っています。
激しく同意です。
また、“精神と自然があまりにも密接にむすびついていた時代には、
美学は生まれませんでした」”とあります。
確かに、360度が自然の中で生まれ育った場合、それが日常であり、
その風景を美しいと感じるのだろうか。という疑問が生まれます。
自然の風景を観て感動するとき、それが美しさからなのか、実際は断定できないものです。
言葉にならない感動を、美しい。という言葉にして受け止めているだけかもしれません。
近々、そんな感動ができたら良いのですが。果たして。
buna
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世の中はゴールデンウィークですが、花粉症が原因でか喉風邪をひいてしまいまして。
昨日から4、5種類の薬をのんでいます。
ただ、子供の頃から薬をのむことにある種の興奮をしていたので、
嫌いじゃありません。きっとその非日常性がそうさせているのだと思います。
ということで読書が関の山です。昨日読み終えたのは図書館で借りてきた、
『シュタイナー 芸術と美学』ルドルフ シュタイナー 著。
声が出るほどに感動というよりは、共鳴するようなことが幾つも書かれているので、
これは後日ちゃんと購入する予定です。貴重な財産になること間違いなしです。
ただ、この本もまた難解な内容なので、誰にでもおすすめしたいものではありません。
何度も読み、10年後にやっと半分理解できるかできないか、というものです。
それでも全ての芸術に関わる人には挑戦してもらいたい内容で、
特に絵画と音楽、建築をやっている人には、作品を高める上でのヒントがたくさんあります。
人間は人間が本来持っている力の半分も使っていないのかもしれません。
ルドルフ シュタイナーはオーストリア出身の神秘思想家で、人智学の創設者です。
彼の本は2冊目。前回読んだ『いかにして高次の世界を認識するか』
は難解過ぎて途中で諦めました。まだ無名の頃のヒットラーたちを危険視し、
ヒットラーからも敵視されていたというエピソードも興味深い、気骨のある方のようです。
ではでは、良いゴールデンウィークを。
buna
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メールが来て「元気ですか?」という部分に
「まだ花粉症の影響なのか、喉の調子が良くなく、
ときどき咳き込むだるい日々が続いています。困ったものです」
と真面目に書いて、待てよ。社交辞令か!?とハッとしました。
因に自分がそう聞くときは本当に元気かどうか聞いています。
元気じゃないのに、「元気です!」などと言う必要はありません。
積もる話もあるだろう
先日、高校の頃の友人たちと4、5年振りに再会しました。
1時間半弱、軽い近況報告と昔の話に花を咲かせ、
昼食を終えるとその中の一人が「久々に会ったことだし、身体を動かそうよ」
と言い出しました。
20年以上のつき合いですが、彼女らと一度もダーツもビリヤードもしたことがなく、
ましてや、僕らは美術系の友人なのです。
「何故に久々に会うと身体を動かすのか? それも食後に?!」
そう疑問を投げかけ、みんなで大笑いしました。
それでも結局まぁ良いかと。ダーツとビリヤードをやりに行くことになりました。
カラオケが苦手な人が多い自分の周りでよく出る話の一つ。
友人と会うと必ずカラオケに行く人たちについて。
特に久々に会った場合、積もる話もあるように思うのですが、
話はそこそこにして、彼ら彼女はカラオケに行くのです。
これは社会学的にとても興味深いです。
まずきっと共通の話題があまり無いんですよね。そこにいる人全員で話せるような。
実際はあると思うのですが、きっと目を背けたい話だったり、
意見が大きく別れる、難しい話になってしまうのかもしれません。
欧米の人、特に英国人はそういう話題の議論を楽しむ印象で、
当然、それぞれの意見もしっかりしています。こういう議論で養われるのでしょうね。
こういう部分が現代の日本文化を幼稚にさせているのでは、
そんな風にも思えます。
こういうことを言っているから、気軽に声かけられなくなるのかもしれません。
まぁ、仕方ないです。使える時間とお金は限られていますから。
buna
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図書館で借りた、フランシス・ベーコンの伝記『フランシス・ベーコン 暴力の時代のただなかで、
絵画の根源的改革へ』を読み始めました。この本4cmほどの厚さがあり、返却期限まであと約一週間。
読み切れる自信がありません。延長料金なんてものはないので、延長すれば良いだけのことですけどね。
最近はネットでその手続きが出来るので助かります。
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一番伝えたいことが伝わるように
以前に書いたかもしれませんが、あるサイトからのメールインタビューを受けています。
これがどうしてなかなかまとまりません。
誤解の無いよう正確に答えようと思うと文字数が増えてしまい、
何千文字にもなり、その文字量だけで中には読むのを諦めてしまう人がいそうです。
なので出来るだけ短くまとめようとしているので、これが骨が折れます。
今までインタビューをする側だったので、される側になることにまだ慣れておらず、
何を公にするか、しないべきかを考える良い機会になっています。
チャールズ・ブコウスキーの影響か、基本的に何でもさらけ出してしまう質で、
それがマイナスに働くこともあるように思え、ここ2、3年は気をつけています。
自分はブコウスキーのようなアーティストではないですからね。
なので、例え相手が自分のことを知りたいと思ってくれていたとしても、
その内容が公になるものであれば、慎重に責任を持って答えるように心がけるようになりました。
まずは一番伝えたいことが伝わるように。
削除した部分はここで今までとおり日々コツコツと綴っていきます。
最後に藤山寛美の娘の藤山直美の言葉を。
「役者や芸人は何処か謎がないとあかん、夢を売るんやから」
自分が夢を売っているかどうかは置いておいて、説得力のある言葉です。
buna
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街を歩いていて、自分の周辺にいる人間の経験、知識、思考を書物というメディアに置き換えてみると、
どんな図書館になるのだろう。フッとそう考えてみたものの怖くなって直ぐに止めました。
宗教と芸術
レコード屋と同様にテンションが上がるのは図書館。自分の知らないことがそこにはたくさんあり、
しかも無料で我が家に持ち帰る(借りる)ことができるからです。
図書館や本屋に行くと、今自分が何に関心があるのかを発見することができます。
これは人間関係でも同じかもしれません。周りにどんな人がいるかで、今の自分の状況、
関心がわかりますからね。
さて、図書館ではだいたい社会科学、宗教、芸術、哲学、思想、心理学、風俗(セクシーなのではなく)など
のコーナーに向かうことが多いです。今日は宗教コーナー経由で芸術コーナーへ。
背表紙に書かれたタイトルに目を通して、ピンときたものを手に取る。その繰り返しです。
どうやら今は芸術と宗教が切り離された時期、理由に関心があるようです。
今のところ、なんとなく近代化や科学の発達と関係あるのではみています。
今日借りた本にその答え、ヒントがあるかはわかりませんが、
面白い内容を発見したらここで紹介します。
buna
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アップしたのアメリカはシアトルをベースにしていたPedro THe Lionの名曲“Letter From a Concerned Follower”。
流行とは関係ないところで活動する彼らに送られた、ファンからのこの情報社会をどう生き残るの? 何か計画はあるの?などの心配の手紙について歌われたものかと。静かなアコースティックな音楽が好きな人は是非聴いてみてください。
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情報社会 – survive the information age –
朝鮮総連の土地・建物を落札したことで、メディアで取り上げられ、
最近は週刊誌で叩かれている池口恵観氏。自分が以前のブログでも何度も書いてきた、
ここ5、6年で最も影響を受けた人の一人です。
311以降、テレビでも取り上げられていて、氏の著書に触れる人が増えることを期待しながらも、
少し心配をしていました。重症な宗教アレルギーの現代日本人などの餌食にされたり、
一時的にブームになってから、叩かれるようなよくあることにならないかと。
そんなことが頭を過ったからでした。
なので朝鮮総連のニュースを見ていて更に心配になっていた矢先に、
今日Facebookにて批判するような内容の情報が友人からシェアされていたので、
黙っていられず、偏見を覚悟にこうして書いています。
メディアの一部の情報で判断したり、イメージを植え付けられる危険。
これに気をつけるのは本当に難しいことです。全てに疑ってかかっても心が痛みますが、
情報、事実がよじ曲げられているかも。という視点は、この情報社会では必要になってくるようです。
他にも旧友が女優とのスキャンダル?で週刊誌を賑わせて、色々書かれているのですが、
いやぁ、有名になると大変ですね。
buna
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日本海側の情勢バランスが危ういことも忘れて、週末3日間音楽三昧でした。
色んな人のDJとライヴを観て考えたのは、スタイルという器だけを受け継ぐのではなくて、
そのスタイルに行き着いた背景を理解した上で、受け継ぎ、それを進化させていくことです。
さすがに今日は身体の重さと闘っていて、頭もいつもに増して働きません。
先週はDJの準備に集中していたので、今週は制作に戻ります。
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B Real
最近は日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教学者、
鈴木大拙氏の『新編 東洋的な見方』を読んでいます。
その中で、昔の人は何万冊という本を読まなければ、
本当に良い作品がつくれないと信じていた。というようなことが書かれています。
明治時代生まれの氏が“昔の人”と言う場合は明治時代以前の話であり、
僕が明治時代以降の日本画(広義な意味で)に、
惹かれる作品が少ない理由はここにあるのかもしれない。
そんな風に思えてきました。
ということで、“無責任な言葉の掃き溜め”Twitterよりも良い書物を。
buna
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急遽こちらのカリフォルニアのPregnantを迎えたイベントでもDJをすることになりました。
“ループペダルやサックス等数多くの楽器を用いての実験的なサイケサウンドと、
ドリーミーな唄の組み合わせで、決して難解ではないポップな曲を聞かせる、
まさしくサイケポップな音”で注目を集めているそうです。是非遊びに来て下さい。
今年もDJとしての活動も活発にやることになりそうです。
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Pregnant (Mush Records) Japan Tour
2013.04.06 (Sat) at Shibuya HOME
OPEN 18:00 START 18:30
adv. 2,000yen /door 2,500yen (+1d)
Live:
Pregnant (Mush Records)
野村和孝(PWRFL Power)
organic stereo (Rallye Label)
シンドウショウへイ
2013.04.07 (Sun) at bullet’s
OPEN/START 17:00
adv./door 1000yen(w/1d)
Live:
Pregnant (Mush Records)
TBA