QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Archive for 2015.1

【個展告知】buna “waga”




自分のことになると、告知をすることが後回しになるのはなんででしょうね。
”奥ゆかしさ”とは違う何かだと思うのですが(苦笑)ちゃんとやらないといけませんね。
「一歩前に」と自分に言い聞かせています。


【個展】buna “waga”
at 浜松BASE 2月8日(sun)-21(sat)
15:00~19:00 (Close:Mon) idct-base.com
【入場無料】

「この激動の21世紀をどう生きるか。
それを一人の人間、日本人、芸術家として見つける、
その過程で生まれた作品の展示をします」

2月7日
18:00~19:30 トークセッション
19:30~22:00 ギャラリー懇親会
22:00~01:00 PARTY

buna

その答えを




個展まで残り2週間ちょっとでしょうか。
あと4、5日したら作品の額装の手配です。
そんな時期に新たに試したいスタイルが出てきてしまいました。
重厚感や深みのある成熟した表現。そこに到達する道なのか、
それとも行き止まりか。
こればかりは行ってみないとわかりません。


その答えを

今回の展示会の題名は『Waga』にしました。
「和画」でもあり「我が」でもあります。

現代に生きる人間、日本人としてどう生きるべきか?
そして、芸術家として何を表現していくか。
それを考え、見つける過程で生まれた作品を展示します。

コンセプト、色々考えたのですが、
結局すごくシンプルでした(笑

buna

『芸術と脳科学の対話ーバルテュスとゼキによる本質的なものの探求ー』

Untitled


年賀状を昨日やっと投函。
返事を書き忘れている相手の顔が、既に何人か浮かんでいます。
きっとここを読んでくれているので、ここで謝ります。ごめんなさい。
来年は出します。元日に着くように送ります。


『芸術と脳科学の対話ーバルテュスとゼキによる本質的なものの探求ー』

この本を読んだのは2度目。
芸術家と脳科学者の対話が書かれたものです。
瞬間的に重なることはあるけれど、
基本的に彼らの会話は平行を保って進みます。
二人の間には埋められない溝のようなものがあります。

芸術や絵を描く行為を科学的に理解、説明しようとする科学者。
祈りとしての芸術。というスタンスの芸術家。
それを科学で説明されることの違和感。拒絶。
一方で、答えから対話を始めようとする科学者。
答えよりも、過程での発見、成長を重要視する芸術家。

この二人の意見のやり取りを読んでいると、
人間が本心で語るというのは、こういうことなのかもしれない。
そんな風に思います。本心を話せば実際は衝突するのに、
相手に合わせたりして、それを避ける。
僕も含めて日本人はそうしがちではないでしょうか。
こういうやりとりによって、僕らは言語コミュニケーションと
思考を研ぎ澄ませていかせるはずなのに、なんとなく、
なぁなあにしてしまう。

それは置いておいて。少し内容に触れると、
人間は曖昧さに、想像を膨らませて不安になったり、
興奮したり悩んだりするそうです。
曖昧さに心を揺さぶられると言っても良いのかもしれません。
だとしたら、映画や絵、音楽でも。どこかに曖昧さを残しておくことで、
観た人は想像を膨らませて楽しむことができる。
ということのようです。興味深いです。

曖昧で抽象的なことばかり言っている人との会話、
あれが疲れるのは、これが原因かもしれません。

buna

新年会




年明けて今日で6日目。時間が過ぎるのが早いです。
年賀状が次々と届いてしまい、急いで一枚一枚和紙に絵を描いて貼り付けています。

2日から新年会で吉祥寺へ。
電車の中からは見事な富士山が見えていました。
なんでしょうね。富士山をみたときのあの高揚感は。
日本人独特のものなのでしょうか。今度外国人の友人に聞いてみたいと思います。

来月にはその富士山の近く、浜松で個展をやるので、
その準備をそろそろ本腰入れてやらなければなりません。
その他にもいくつものプロジェクトが進行していて、
年始早々ばたついています。

しかし、働けど生活は楽にならない。なんででしょうね。
好きなことばかりやっているので、仕方ないですね。
この点も今年はなんとか上向きに向かわせます。

では、2015年を始めます。
どうぞよろしくお願いします。

buna

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