QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Archive for 2014.12

2014




2014年。
激動の一年と言うと大げさですが、よく移動をした一年でした。
いつもより多く、出不精な自分を突き動かす何かがありました。

何よりも、夏に行ったタイ。これをきっかけに流れが変わりました。
人生が大きく変わったと言っても過言ではないと思います。
外的な力と内的な力が同時に、強く動いた結果です。
それらは人生を変えたい。という自分の思いと、
自分を必要としてくれた人たちの思いという力でした。

強く気を持ち、一歩踏み出すと、
そこから波紋が広がり、それが思いもしないところに届き、
その反響が自分に返って来る。そんな風に信じてしまうような、
そんな手応えがありました。

その中で、“楽しめ”というメッセージを受け取ることが一番多かったです。
辛い方に足を向ける癖があるので、
何かに迷ったときは「楽しめるか?」と自問するようになりました。
そして、今は楽しい仲間、楽しい仕事、プロジェクトが増えました。
来年からはその仲間たちと、本格的に幅広く活動していくことになるでしょう。
でも、安心はできません。油断すれば簡単にいつものところに堕ちます。
一期一会の心で、大事に全力で向き合う(背を向ける)。
これを忘れずに生きます。

最後に、今年このブログを読んでくれた方々、ありがとうございます。
貴重な時間をここで使ってもらう代わり、読んでくれた人に何かを残せたら。
そんな思いで書いています。どうぞ来年も宜しくお願い致します。

ではでは。良いお年を。
さようなら2014。全ての喜びと痛みをありがとう。

buna

街はクリスマス気分




今年も残りあと一週間ですね。一年を振り返るのはまた後日として、
今日は世の中はクリスマスイブですね。
21世紀の日本人は、少しは垢抜けたそれを過ごすことができるようになったのでしょうか。
キリスト教徒じゃないだろ。と言わずにイベントとして楽しんでも良いのかもしれません。
そう言う僕は家でこれを書いてますけどね。


街はクリスマス気分

「街はクリスマス気分
あちこちから想い出したようにジョンの声
そして俺ときたらいつもこのごろになると
なにかやり残したよな
やわらかな後悔をする」

と「12月」という曲で歌ったのはSION。
この曲がリリースされた80年代後半、
バブルな東京のクリスマスは、華やかさばかりで品もなかった。
今思えば、まだ日本はいろんな意味で発展途上国だったのかもしれません。

現在バブル経済真っ最中のアジアの国の人たちと接していると、
きっと日本人もあの頃は、こんな感じで浮ついていたんだろうな。
と感じることがあります。

いくら高い宝石や服を身にまとい、
高級なレストランで食事して、高級なホテルに泊まり、
どんなに高い車に乗ろうが。それが“幸せ”で、豊かな生活とは言えない。
そんなことに気づけたのも、こうやってバブル経済や戦後の日本の経済発展を通過した
日本で育ったからこそなのかもしれません。
どうか大切なものを見失わずに、発展していって欲しいものです。

buna

【連載開始】soundrope

スクリーンショット 2014-12-15 18.47.00


またかと言われてしまいますが、昨晩から熱を出してます。
やっぱり冬は苦手です。でも、ここは気力でなんとか。


【連載開始】soundrope

soudropeは音楽をもっと身近にするためのwebマガジンです。
今回、恐縮ながら、このサイトにて連載で文章を書かせて頂くことになりました。
「アートと音楽」について書くことになっていますが、
ほとんどが音楽のことになりそうな予感がしています。

今回は初回ということもあり、自己紹介として、
自分がアートワークを担当しているレーベルの紹介をさせて頂きました。
http://soundrope.com/blog/thecrescent/

お時間のあるときにでも。

新たな挑戦、楽しみです。

buna

手に入れたモノは




我が家の裏の空き地では、うなだれた黄金色をした植物たちが見えます。
そんな寒々しい冬の景色を眺めながら、目覚めのコーヒーを飲む毎日です。
先日、インドネシアのジュリア・コーヒーのワークショップに参加しました。
コーヒーも奥が深いのですね。知らないことだらけでした。
今年、ワークショップは二度目、その面白さがわかってきました。
“本当の豊かさ”、これ最近よく考えていることです。


手に入れたモノは

戦争が終わってから約70年、バブルが弾けて約25年。
911から約14年、311から約4年。

日本が手に入れたモノは何でしょう。
日本人が世界に誇れる生き方、
「日本人」という枠の中に収まろうということではなく、
「日本人」であることを核に、深化(進化)していく道。
それを見つけられるチャンスは何度もありました。
その度に、私たちは利便性や目の前の幻想に負けたようです。

もうそれを繰り返さないように、何を守り、変えていくか。
それを表現していく役目を、担いたいと考えています。

buna

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