QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Archive for 2014.10

変わりそうにない -No likely to change-


水道橋「もつ焼 でん」にて


久しく会っていない友人が何人もいる。
「連絡する」そう言ったまま、会うタイミングを見計らって、何ヶ月も時が過ぎる。
やっぱり出会うべきタイミングで人は出会い、離れるべきタイミングで離れるのだと思う。
そこを間違えると面倒なことになる。
別れるべき”カップル”が、別れずに傷つけあう。それと同じことだろう。

それでもいつも側にいる友人もいる。これは不思議だ。
ただ、会う頻度でその関係の親密さは計れない。
何年も会うことがなくても、大切な人が大切であることに変わりはない。
毎日のように会っていたって、表面に軽く触れるような付き合いでは、
本当にお互いを知り、理解しあえることはできないだろう。
そして、そんな関係はもろい。


変わりそうにない-No likely to change-

先日、友人と久々に二人で酒を呑みに行った。
忙しいこの友人は「1時間半後に会えるか?」といつもこんな感じ。
気分屋の自分には、むしろこの方が良いのかもしれない。
あまり体調が良くなかったけれど、少し無理をして出かけた。
この機会を逃すと、いつ会えるかわからなかったからだ。

その友人の提案で、水道橋のもつ焼屋でんにて、タイの土産話と近況報告が酒のツマミ。
人気のある店のようで店内はほぼ満員だった。店員はバンド系の人が多いようで、
バンドTシャツを着ていたり、タトゥーをしている人も多かった。
音楽好きとしては親近感があって、居心地も接客も良かった。
そして肝心の酒も料理もどれも美味しく、日本の食文化の魅力を再確認できた。

約20年の付き合いになるその友人とは、
お互いの長所短所、人生の紆余曲折をほとんど知った仲なので、
お互いの状況を喜び、心配しあえる。
こんな友人を人生であと何人作れるだろう。
大事に思っている友人は他にも少なくないけれど、
日本での忙しい日々、こうやって二人で話す時間をつくれる友人は、残念ながら少ない。
寂しい気もするけれど、これがここでの現実だ。

次に会うのは、誰だろう。

buna

アジア人として


タイ人(マネージャー)とシンガポール人(グラフィティ・アーティスト)Slac


来年2月に浜松にて個展、そしてなんとトークショーなんてものを企画してくれています。
まだ時間はあるからと、とのんびり構えてはいられません。
ということで、来週から制作に入ろうと思います。


アジア人として

自分がアジア人であることを強く意識したのは、初めて渡英したときです。
アジアと言っても西から東、北から南まであり、イスラム、ヒンズー、
仏教圏と色々な宗教と種族、部族がいます。

今回タイでは、シンガポール人とタイ人と一緒にいることが多く、
それぞれにお互い共通点もあれば、違った習慣、価値観を持っています。
そして、アジアの中でも最東端に位置する日本は、やはりアジアの中でも遠い国のようです。
一方、東南アジアでは隣国が距離的にも、文化的にも近いので、
行き来が頻繁で当然交流も多いようです。
日本がアジアの中で孤立しているような。そんな印象がありました。

東南アジアの若者の多くは、日本の漫画を読み、日本製品に親しんできたこともあり、
日本を特別視し、憧れてくれています。
そんな彼ら彼女らが実際に日本に来た時に、何を感じるのでしょう。
そして、胸を張って何を紹介できるのでしょう。

buna

音楽の身近さ




四日目にしてやっと疲れが少し楽になりました。絵を描くだけでもエネルギーが必要だというのに、
壁画となると、それはかなりのもののようです。


音楽の身近さ

今回、チェンマイで驚いたのは、平日週末関係なくバンドがあちこちでライヴをやっていることでした。
それは、レストランだったり、バーだったり、バンドが入るスペースがあればどこでもというくらいでした。
それも入場料も取られず、気軽に楽しめるという環境です。
これにはカルチャーショックと言っても過言ではないものでした。

以前住んでいたマンチェスターでも、ここまでではなかったように思います。
ただ、そのわりには海外に知られたバンドがない。というのが不思議です。
実際、自分が観たバンドはどれも有名なバンドの曲を演奏しているのです。
これはお金を稼ぐためであって、オリジナルの曲はライヴハウスのようなところでやっているのか、
そこまでは知ることができませんでした。
どっちにしろ、演奏の完成度も高いので、客としては十分楽しめました。

一方、DJ文化はどうかというと、かなり人数も場所も少ないようです。
これはバンコクとの大きい違いですね。
どうあれ、音楽が身近というのは、自分が地元で実現したくてもできなかったことなので、
羨ましい環境です。まさか同じアジアの国でこんな環境があるとは、予想もしていませんでした。

buna

ใยสังเคราะห์ ครั้งที่ 2 (T-SHIRT EXHIBITION 2)




一昨日帰国しました。自分が思っている以上に疲れが溜まっていたようで、
今は心身を休めることに集中しています。ですので、長い文章が書けません。。

さて、明日11日よりチェンマイにてTシャツ展が開始されます。
オープニング・パーティーにも参加したかったのですが、残念ながら今回はできません。
今回はCMFLGとTRENCH WARFAREのダブルネームになっています。
(アップしたのは試し刷りです)黒地にシルバープリントです。
売値は3500円を予定していますので、購入希望の方は連絡下さい。
タイでの手作りのため、受注生産になり、お届けも時間がかかる場合があります。

T-Shirts (Black Edition) Exhibition 2
11 October – 8 November 2014
Minimal Gallery Chiang mai Thailand
Opening Saturday October 11 at 7 pm.

Group show Black T-shirts design by
มะเดี่ยวศรีหลานยายปริก / SS / JUI JUIS / AMPBKC / US AND THEM / JACKKRIT ANANTAKUL /
CHIP7 / KOM / TTT / LISA MAM / PEAP TARR / EGIS / BONUS TMC / ZRIM / NAMSING /
GUGGGAR / MOCHIKAKA / GOGMAN / SYNTH-BAR/ OAT / NOKHOOKDESIGN / GANGBANG /
TUA PEN NOT / MIKE SRIVIENGPING / HSH / BOOKALICLOONGPA / GARTOONIST /MAMABLUES /
ORANGE / ANNATAR / MAI INTARAKANCHIT THINK LIKE TIGER / สTEVE / DO OR DESTROY /
สนิมหยก / FLOYD / DARK1JT / RAYTRAP / FUXT SUCC DUKK / ARTMY / MAUY COLA /
SOPER / KERRY PASTA SAUCE / JONN / GHOSTGRAPHIC / EKANOP / ZIONBURI /
PAPER THE KID / CHZ ARNON / HENTAI WORKS / HIROYA ASARI / BUNA / POYD1 /
KHART / TUSK

DJ list : GANGBANG CREW – TEEBIGGEST / PHARAOH ROXX / SCOOBY DOO / JEREMY
Live Paint: OVERSTAND

sponsor by
Bkkgraff
www.bkkgraff.com
Choojai
www.facebook.com/choojaiiloveyou
Us and Them
https://www.facebook.com/usandthembkk
Overstand https://www.facebook.com/pages/Overstand/334202333395812?ref=ts&fref=ts
Amp
www.ampbkkshop.com
Amara-shop
www.facebook.com/pages/amara-shop/230932903590081?fref=ts
Mornzter Tattoo
www.facebook.com/mornzter.tattoo.studio.chiangmai

Contrat : knotsix@gmail.com Minimal Gallery 084 169 3283

書きたいことはあるけれど




壁画、描き始めました。いきなり苦戦しています。
全て自分の経験不足が原因です。
そんな中、気がついたらもうチャンマイ滞在も中日です。
あと3日しかないので、少し焦りはじめています。
でも、それくらい丁度良いのだと思います。少し焦るくらいで。


書きたいことはあるけれど

それは後日にして、退屈な内容ですが、
今日までのざっとした流れ。

9月29日
28日の夜23時45分に羽田を出発し、朝6時にクアラルンプール空港に到着。
そこから8時間の乗り継ぎ待ち。結局チェンマイについたのは夕方の5時。
迎えが来ず1時間30分、不安とともに空港で更に待つ。
18時間以上の移動という、想像以上に長いものに。
到着した29日は食事に行くのがやっと。

9月30日
壁画を始める前に、チェンマイにある程度自分を馴染ませたかったので観光を。
山の上にある寺へ。壁画を描くホテル、KAZZOへ行き、
大工のリーダーさんに背景の壁の色の指定。
夜は他のアーティストなどと食事、そして呑み。

10月1日
画材の買い出し。夜2時間ほど壁画を描く。
その後は他のアーティストなどと食事、そして呑み。

10月2日
昼はシンガポール人のアーティストを空港まで見送り、そのあと作業中に聴くスピーカー探し。
結局、セブンイレブンで販売されているものを購入、意外とそれが十分だったという。。
夜2時間ほど壁画を(差し入れの酒を呑みながら)描く。

というように、普段あまり呑まないのに、毎日“呑まされて”います。
今日は肝臓を休ませたいのですが、今晩は前回お世話になったWayがバンコクから来るので、
深酒は避けられなそうです。

buna

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