QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

変わりそうにない -No likely to change-


水道橋「もつ焼 でん」にて


久しく会っていない友人が何人もいる。
「連絡する」そう言ったまま、会うタイミングを見計らって、何ヶ月も時が過ぎる。
やっぱり出会うべきタイミングで人は出会い、離れるべきタイミングで離れるのだと思う。
そこを間違えると面倒なことになる。
別れるべき”カップル”が、別れずに傷つけあう。それと同じことだろう。

それでもいつも側にいる友人もいる。これは不思議だ。
ただ、会う頻度でその関係の親密さは計れない。
何年も会うことがなくても、大切な人が大切であることに変わりはない。
毎日のように会っていたって、表面に軽く触れるような付き合いでは、
本当にお互いを知り、理解しあえることはできないだろう。
そして、そんな関係はもろい。


変わりそうにない-No likely to change-

先日、友人と久々に二人で酒を呑みに行った。
忙しいこの友人は「1時間半後に会えるか?」といつもこんな感じ。
気分屋の自分には、むしろこの方が良いのかもしれない。
あまり体調が良くなかったけれど、少し無理をして出かけた。
この機会を逃すと、いつ会えるかわからなかったからだ。

その友人の提案で、水道橋のもつ焼屋でんにて、タイの土産話と近況報告が酒のツマミ。
人気のある店のようで店内はほぼ満員だった。店員はバンド系の人が多いようで、
バンドTシャツを着ていたり、タトゥーをしている人も多かった。
音楽好きとしては親近感があって、居心地も接客も良かった。
そして肝心の酒も料理もどれも美味しく、日本の食文化の魅力を再確認できた。

約20年の付き合いになるその友人とは、
お互いの長所短所、人生の紆余曲折をほとんど知った仲なので、
お互いの状況を喜び、心配しあえる。
こんな友人を人生であと何人作れるだろう。
大事に思っている友人は他にも少なくないけれど、
日本での忙しい日々、こうやって二人で話す時間をつくれる友人は、残念ながら少ない。
寂しい気もするけれど、これがここでの現実だ。

次に会うのは、誰だろう。

buna

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