QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Archive for 2012.2

雪景色


year:2012 ベッドルームより


昨晩の予報通り、目が覚めると窓の向こうは雪景色だった。
こういう非日常的景色は、何歳になっても胸が躍って、写真を撮りたくなる。
しかし、今年の冬は長く、そして厳しい。
寒さに弱いので、今はただただ春が待ち遠しい。

たまには現状報告を

現在、国内外の3つの音楽のプロジェクトに携わっている。
それぞれCD,レコード、Mp3とメディアやジャンルは違うけれど、
どれも良い経験と機会で、とても楽しみながら制作させて頂いている。

それでは、今晩はこれからサッカーの日本代表、男子と女子の試合の応援だ。
海外で活躍している選手の活躍が特に楽しみだ。

buna

タイポグラフィの実験的なプロジェクト

TYP


タイポグラフィの在り方を探求する実験的なプロジェクト、“TYP(タイプ)”
このブログ、及びサイトをデザイン、プログラムしてくれた石橋(Actgram)君らが始めたプロジェクト。
その彼らによる初の展覧会来月頭から行われる。

タイトルまわりのデザインの弱さを自覚しているだけに、
この展示会には良い刺激をもらえるのでは。と期待している。


TYP Exhibition. o1
会  場 = SUNDAY ISSUE
会  期 = 2012年3月2日(金)‒ 3月11日(日)
開場時間 = 13:00‒ 20:00(土日は12:00‒ 19:00 / 月曜定休日)
入 場 料 = 無 料

※ TYPの活動、作品に関するお問合せはinfo@typcollective.com までお願いします。

Opening Party
2012年3月2日(金) 19:00‒ 22:00 / 参加無料 / ウェルカムドリンク付

SUNDAY ISSUE [ MAP ]
150‒0002 東京都渋谷区渋谷1-17-1 美竹野村ビル2F
渋谷駅 宮益坂出口より 徒歩5分 / 東京メトロ13 番出口より 徒歩0分
http://www.sunday-issue.com

その他の詳細は以下で。
http://typcollective.com/

My football diary 20120226


year:2012


現在、海外で活躍している日本人サッカー選手の多さは、
数年前には予想できなかったほどになっている。
一、サッカーファンとしては、彼らの活躍も、
日本の代表チーム、および国内のサッカーのレベルが上がっていることは、
とても嬉しく、そして楽しみだ。

特に長友や本田については、彼らの活躍、意識の高さは、
分野が違う自分にも大きな刺激になっている。

そもそも、スポーツ選手に限らず、
意識を高く持って仕事されている方の言葉は、
とても勉強になり、心に響く。

buna

about a boy

2747
year:2010 no.2747


自分のことを知らない。という前提で挨拶した相手が、
意表を突いてブログを読んでくれていると、毎回狼狽えてしまう。

何しろ、ブログには普段あまり口にしない、
素の自分をを書いているので、正直照れくさいのですよ。

でも、読んでくれていることは、
自分の作品を気に入ってくれるよりも嬉しいです。

buna

音と空間と時代を共有する


year:2012/Feb/19 at Motoyawata Expose-one


stand1.0

音楽のひとつの役割として、人の心をひとつにすることだと信じている。
これは人類史のかなり初期から変わらないことだろう。

昨晩、本八幡Expose-Oneにて開催されたstand1.0でも、
普段なかなか出会うことがない人たちが出会い、
共に音楽と酒と会話を楽しんでいた。

きっと日曜の夜に良い時間を過ごすということだけでも、
生きる活力になるだろう。

HOSOくんが次回stand1.1(2.0)?
をやってくれることが楽しみ。
いつかDJとして出演させてください。

buna

落語




先週土曜日、人生で二度目の落語の高座。
場所は草月ホール (東京都)、
出演は桂雀々、三遊亭歌之介、三遊亭白鳥、林家彦いち。
今回は新作落語でテーマは「少年時代」。

その面白さは江戸時代から培われた語りと、
身振りのみで物語を進めてゆくところ。

テレビもなかった時代、
こういう文化で大衆は楽しみ、自然と想像力を養っていたのだろう。
きっと現代人より想像力が豊であったし、
それが所謂”江戸しぐさ”などと言われる、
思いやりに繋がっていたのではないかと、思えてならない。

また、語彙が少なくなってきた現代の日本人には、
その日本語表現の引き出しの多さを知り、
今一度、自分が普段使っている母国語、
日本語について考えてみるのはどうだろう。

まだ落語を観たことがない人は是非、
単純に笑えて楽しいので、足を運んでみて欲しい。

buna

太陽の光

thank you my sunshine.


空は青く、汚染された大地には昨晩の雪が残っている。
風は強く、窓の揺れは地震と区別がつかない。

窓際で太陽の光にひまずく。
自分の中でくすぶっていた光と共鳴しているかのようだ。

神は信じないけれど、全ての光は信じる。

buna

諸行無常の世界

2972
year:2012


絵を描くのが好きか?
自分の絵は好きか?

そう聞かれても言葉につまってしまう。

好きじゃない絵は描けないだろ。
と言われるけれど、
部分的に好きな作品があったとしても、
全体が好きだと言える作品は、両手の指で数えられるほど。

それでも絵は死ぬまで描き続けるだろう。

何が言いたいかというと、
この諸行無常の世界で、
好きか嫌いかで繋がる関係は危うい印象がある。
それよりも、何故か切れずに繋がっている関係の方が、
時として強い絆や縁を感じる。

ということ。

buna

心地よい柔らかい空気

by Miho Kajioka
year:2012 work by Miho Kajioka


場所は東京は下北沢、以前住んでいた街ではあるけれど、
少し遠くて、あまり行く機会がない。
それでもいまだにあの街のクリエイティブな空気が好きだ。


Miho Kajiokaさんの展示会のオープニングパーティーへ

たくさんの人で込み合っている展示会会場へ。

作品から心地よい柔らかい空気を感じた。
それはバランスの良さが生み出したものだったかもしれない。

主張も強過ぎず、弱過ぎず。色合いも濃過ぎず、薄過ぎず。
全てにおいて良い塩梅なのだ。きっと“見せる”ことに長けているのだろう。

写真家ということもあり、プリントの知識、経験がある方のようで、
ただプリントしただけではなく、プリントした後に何かしらの工夫がしてある。
この工夫がまた良い表情を出していて、優しくて心地よい雰囲気を放っている。

また、そういう工夫がいくつかされていても、
苦労に苦労を重ねて制作したような重い雰囲気もなく、
だからと言って、チープ&キッチェとはほど遠く、そして媚びることもない。
流行に流されない凛としたたずみは、品格と自信と余裕すら感じた。

被写体との距離感や構図には孤独のようなものが漂うけれど、
その孤独も受け止めれていて、心地よくも感じているようにも思える。
近々スペインに渡るということで、その心境が反映されているのかもしれない。

できれば部屋に飾りたいけれど、少し今は手が届かないのが残念だ。
その日の夜は頭が興奮していたようで、なかなか寝付けなかった。

buna

鞍馬の大木に思う

鞍馬、京都(Kurama,Kyoto)
year:2011/Mar/17


寄りかかる相手を求めるのではなく、
深く理解し合い、共に歩み、
強く輝いて生きている存在。

お前も頑張っているから、俺も頑張る。
そんな関係性が神々しい。

そして、羨ましい。

buna

優しさ→想像力→創造力

snowing sky
year:2012


やけに冷えると思ったら、窓の外では灰色の空から雪が降っていた。
どうやら、まだまだ寒い冬は続くようだ。


人の心の痛みを理解するには、ある程度の痛みの経験が必要で、
そのうえ想像力が必要になるのだろう。

この想像力というのは、
創造力に繋がるものらしく、物作りにとってはとても大切な力。

逆に創造力がある人間は、想像力があり、
人に優しいかというと、そうでもない気がするから困る。

buna

【Rock】Sunny Day Real Estate



「存在するものはすべて燃えるように苦悩している」
と言ったと伝えられているのは、画家フランツ・マルク。

Sunny Day Real Estateは、
深化するための苦悩、
そこに寄り添ってくれる音楽を奏でる。

自分の中ではベスト10に入るバンドの一つ。


Sunny Day Real Estate

92年に結成されたSunny Day Real Estate、
94年にアメリカはシアトルの老舗レーベル SUB POPからデビューした。
予想以上の人気にヴォーカルのジェレミーが混乱し、
キリスト教の信仰を強くしたことが原因で、一度解散に至ったと言われている。
現在は再結成している。

buna

すすき揺れる冬の景色に

SUSUKI
Year:2012


近所をひとりで歩くと、すすきが冷たい風に揺れている。
花が咲き、青々と力が漲る春が待ち遠しい。

成田空港を飛び立って10時間後、
飛行時間をあと2時間を残すアムステルダムの上空で感じる、
時計を早回ししたくなるような、あのギリギリの感覚に似ている。

buna

友人の3人展へ

My friend's work
Illustration: Minami Suzuki


先月28日、大学時代の友人、鈴木美波が出展している3人展最終日に顔を出した。
久々に会ったその友人は、相変わらずつっこみどころ満載でとても楽しく、
そして和む時間を過ごさせてくれた。

作品はその人の人間性が出るもので(出ない場合もある)、
その友人の新作をみていると、彼女本人と過ごすような時間を過ごせた。

本人も認めていたように、以前は作品や本人からも、
息苦しくなるほどに行き詰まっていることが伝わっていた。
なので、密かに心配をしていた。

しかし、今は自分の進むべき方向性を見つけて、
着実に前へ進んでいることが伝わってきて、
安心したし、清々しかった。

30代も半ばになると、モノ作り仲間が制作を止めてしまう中、
お互い、今でも切磋琢磨していることが、また嬉しい。

いつか一緒に仕事もしてみたいものだ。

buna

鈴木美波のサイト
http://www.biba-minami.com/

take in the sun

ashworth
year:2008 ashworth,UK


元教師の父からFacebookのフレンドリクエストが来て驚いたのが数週間前。
卒業生に薦められて始めたのは良いけれど、父親が友達になるという慣れない体験です。

流れで告知をすると Facebookにbunaのグループがあるので、
興味ある方は「いいね!」をしてもらえればと。
http://www.facebook.com/bunanub


take in the sun

暦では立春が過ぎた。しかし厳しい寒さが続く。
まだまだ草木たちも抜け殻のようになりながらも、
じっと耐えて春を待つ。

だから今日は朝から雨が降ってはいるけれど、
寒さが和らいでほっとしている。

自分のアトリエは陽当たりが良く、
太陽が出ている日はストーブがいらない。
なので、作業の合間や休憩に日向ぼっこをすることがある。

陽のあたたかさと良い音楽に優しく包まれた幸せに、心の底から救われる。
そういう安心感を、今は無意識下で求めていたことを知る。

春は必ず来るのだから。と勇気をかき集める。

buna

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