QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

【Book】『芸術と芸術家』カンディンスキー

kandinsky"Essays uber Kunst and Kunstler"


人類が築きあげた文化のほとんどが、
インタネット上にアップされていると思いがちだけれど、
実際は古本屋で埃をかぶってことの方が多いのかもしれない。
その中でも日本語で書かれたものとなると、更に少ない。

また、書籍でも商業的価値が無ければ、増刷されなくなる。
例え、文化的な価値があったとしても。これは人類の宝の喪失だ。

古本屋の楽しみは、そういう眠る価値のある人類の財産を探す、救うことだ。
そして、この見た目の古さがまるで宝の地図を手に入れたみたいで、胸が躍る。

2年前くらいから、何十年も前の先輩たちが、
何を感じ、考え、また何に気づいたかに興味を持ち始めた。

ただ、評論家が書いたようなものではなく、
芸術家自身が書いたものや、
芸術家に直接取材して書かれたもの。

このカンディンスキーが書いた『芸術と芸術家』-ある抽象画家の思索と記録ー 
もその一つ。1967年に増刷されたもので、言葉が若干古くて難しいのが難点だけれど、
その当時は定価720円、今ではその倍の値段がついているとは言え、
手の届かない値段ではない。

この本にはカンディンスキーが、日々の実験や制作で気づいたことが
書かれている、貴重な本だ。

このブログも、そんな存在になれるよう、
日々、精進します。

buna

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