
両目の感染症はまだ治らず、
インド人の子供がなる感染症らしく、
日本にはない菌に感染してしまったらしい。
その上、眼圧が高めになっているので、
緑内障の可能性まででてきている。
恐ろしやインド。
「これからの10年だけではなく、
これからはインドの世紀(100年)になる」
というような見出しの記事を見かけた。
インドのビジネスマンが語ったものらしいけれど、
なんという自信だろうか。
インドは確かに発展してきている。
2009年に来た時と比べると、
かなり変わった。そもそも、
あの頃はスマホもなかったわけで、
今では、路上生活者のような人までもが、
スマホ片手に道路に寝そべっている。
タクシーもリキシャも、
Uberで以前よりは簡単に安全に使えるようになった。
しかし、
13億の人口の中で、2億人近くが貧困層と呼ばれている。
日本の人口より多い人たちが、厳しい生活を生きている。
街のいたるところが、日本人から見たら”壊れている”
インフラ(電力、運輸、通信、水道・衛生)がまだまだ整っていない。
デリーで言えば、周辺の砂漠だったようなところに、
新興住宅街ができ、ビルが立ち並んでいる。
古い街を囲うように新しい街ができていくのだろう。
一方で、新興住宅地の無味無臭さに馴染めない富裕層は、
これからも南デリーの富裕層が住むエリアに住み続けるのだろう。
そのエリアの近くには必ず、貧しい人たちが住むエリアがある。
そういう人たちは、富裕層の家庭でメイドをしたりして月数千円を稼ぐ。
歪な形で発展しているように感じるけど、
「貧富の差が広がる勢いすらない」日本と比べれば、
希望がある。
インド独自の発展の仕方をしていくのだろう。
日本はインドとの関係を良好に保ち、
衰退を止めなければならない。
僕はそんな大きな使命を背負っているのかもしれないけれど。
あまり気にせず、時に怠けて、時にワーカホリックと言われ、
コツコツとやっていく。
buna