QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

そういう柄ではないのは百も承知だけれど – バレエの女王

Tokyo Bunka Kaikan


とうとう今年もその季節が来た。

我が家の門周りには毎朝落ち葉が落ちている。
それをホウキで掃き出すのが、朝の日課になってきている。

裏の庭にはセイタカアワダチソウの黄色が増え、実が成った柿の木は重そうにしている。
昨年とは違うのは、そこには以前の何倍、何十倍もの放射能物質が存在していること。

シルヴィ・ギエム オン・ステージ2011


友人に連れられるがまま、何も知らずに上野の東京文化会館へ。
フランスはパリ生まれのシルヴィ・ギエムというバレーダンサーの公演だった。
バレーを観るのは3、4回目くらいで、毎回、別世界に引き込まれる。

「無駄で不自然なジェスチャーやわざとらしい演技を排除した」
彼女の踊りは、40代後半という年齢を感じさせず、美しく、気品があり、
「世界一のバレーダンサー」、「バレエの女王」と言われるのも納得ができた。
また、無駄や不自然とはどういうことか、考える良いきっかけにもなった。
そういう柄ではないのは百も承知だけれど、また機会があれば彼女の別の演目を観てみたい。

最後にギエムのコメントを。

HOPE JAPAN、それは私自身の意思なのです

3月11日以降の日本の状況を考えて、
この東京と全国での公演では何か通常のシルヴィ・ギエムツアー以上のことが
何かできるのではないかと思いました。
日本は大変困難な時に直面しています。
私はあなた方の国を何度も訪れ、本当にたくさんの場所で踊りました。
そして日本の人々とNBSに、こんなに長い間私が与えられてきたものの、一部をお返ししたいのです。
私は日本と、日本の人々を本当に長い間愛してきましたし、
今や私自身を少し日本人の一員のように感じており、
この恐ろしい出来事に大変心を痛め、悲しんでいます。
人間としてしなくてはいけない、という義務感を超えて、
これは私の個人的な意思なのです。

シルヴィ・ギエム

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