
当然、日が暮れるのが早くなり、
18:30にオフィスを出ると真っ暗。
マスクをしているのに、口の中が埃っぽくなる。
目を守るためにメガネ。
「冬のインドはいいよ」と部下が言っていたけれど、
ディワリという光の祭典が近づいているからか、
夜になるとイルミネーションが少しずつ増えてきている。
破裂音は花火。綺麗なものではなく、ただ火花が散っているだけ。
でも、なんか冬のインドの良さが少しだけわかってきた気がした。
ただ、僕はタクシーの中からそれを見ていて、
まだ部外者。傍観している。
そもそも自分の人生さえ俯瞰してみがち。
何故に自分はこんなに不自由なのだろうか。
自分を自分で不自由にしている。
そろそろ、日本に帰ろう。
一旦帰ろうと思う。
buna