QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

どちらでもなく、ナカヨク

Untitled


ある昭和の宗教家が「右でも左でもなく、“ナカヨク”」
とうまいことを言ったそうです。
僕も、どちらかではなく、両方の翼を持っていたいと考えています。
これははっきり表明しておいた方がいいようです。

日本では自国の旗をチラつかせるだけで、国粋主義者だとか、
ナショナリストなどのレッテルを貼られやすいようです。
これは敗戦というトラウマから、
この国がいまだに立ち直れていないからでしょう。
一方で、そういう部分だけが残り、
戦争放棄(日本国憲法9条)の誓いは薄れていっているようです。

さて、話は変わって以下は、浜松で展示した作品(売却済)です。
日本で生まれながらも、幼少期を米国で過ごした僕には、
両国の価値観が共存しています。それは戦後の日本の姿と重なります。
それを表現したくて制作した作品で、
コンセプトから作品をつくるという、新しい試みでした。
文章は展示の際に使用したキャプションです。

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HINOMARU(2015)

米国はシアトルにて幼少期を過ごしました。
僕の人生は、あの街から始まったと言っても良いかもしれません。
その頃の米国と言えば、ベトナム戦争が終結したばかりです。
その空気を子供ながら感じていたのか、
その頃の僕の絵には戦車と拳銃が描かれています。

5歳で帰国してからも、父が英語の教師だったこともあり、
いつも米国文化は身近でした。
そしてその当時の多くの人にとっての憧れだったように、
二十代後半まで、僕の関心は欧米文化に向けられていました。
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日の丸が歪な円なのも、今の日本を表現しているようで、
気に入っています。

buna

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