QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

守るべきもののため


仙台、DEC 2010


本国イギリスに帰国(避難)しているアレックスが一時的に日本に戻って来ていた。
仙台で被災し、奥さんと産まれたばかりの子供を連れて、本国に帰っていたのだった。
その子供ももう1歳と3ヶ月。とても可愛い子に育っていた。

実際に被災者の口から、その恐ろしい体験を聞くのは初めてだった。

地震が来る直前、奥さんから娘の写メールが送られて来て、
何故かセンチメンタルな感覚があり、二度と会えないのでは。
と思ったという。

その後にあの地震がきた。

天井から落ちてくる照明、倒れ込む女性、抱き合う女子高生。悲鳴。
家族を探して彷徨う。ビルの上に傾いた広告、電気も水もガスも止まり、
海側から逃げてくる人々の姿。床に散らばる家具。続く余震。
二つ通り向こうまで押し寄せた津波。行く宛もない車。子供の食べ物の為に並ぶ。
品切れで買えなかった親たち。

その体験を話す彼からヒシヒシと伝わってくるものがあり、
涙が出そうになった。

以前も紹介したけれど、
その彼が中心となって震災チャリティーの為のコンピレーションは以下。
http://icasea.bandcamp.com/track/want-you
まだ、購入(募金)してない方は是非。

buna

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