QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

紫陽花

Untitled


この花をみると少し気分が凹むのは、ジメジメした梅雨のアイコン的な存在だからだろう。
欧州で見た紫陽花(英語:ハイドレインジア)は日本で見るそれとは違って、漂白剤をかけたように色がくすんでいた。
お世辞にもとても奇麗とは言えなかった。これは酸性、中性、アルカリ性 の土壌の違いらしい。
人間も同じように育つその土地によって変わってくるもので、それを宿命と言うのだろう。


七月に入って少しずつ夏らしくなってきている。
築約40年の我が家では最先端の湿気対策もされていない。
湿度も高くなり、油断するとすぐにあちこちにカビが生える。
換気をしたいけれど、外の線量が高くて開けたら開けたらで気持ちが悪い。

我が家の庭には雑草が伸び放題で、ヤブ蚊が既にたくさん飛び始めている。
当然線量が高いのでマスクをして、仕方なしに毎朝少しずつ草を刈りはじめた。
三日坊主になりそうな予感がすでにしてしまっている。

昨日、そんなところに東電の社員が集金に来た。
小さな抵抗として三ヶ月間の電気料金の不払いをしていたからだ。
その方に直接的な罪はないことはわかっているけれど、
目の前にあの“東電”がいると思うと、怒りがこみ上げて来た。
これはちょっとしたノイローゼのような状態かもしれない。

怒りは相手だけでなく、自分自身をも傷つけてしまう。
“ガス抜き”だけにはなってはいけないけれど、
この怒りや不安を※昇華しなくてはならない。
芸術にはその力がある。

※昇華(反(非)社会的だったり、満たす事が出来ない欲求を、
別の、社会的に認められてる、価値ある行動に変えて実現させるもの。

buna

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