QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Prays

Fugenn & The White Elephants"prays"


現在制作中で〆切前のFugenn & The White Elephantsの2nd。
そのジャケが公式に公開されたので、こちらでも。


祈りが届くと信じている


このアルバムのデモを初めて聴かせてもらったとき、
闇を引きずりながらも、外に向かっている音に心が軽くなった。
そして長い冬の間、内へ向かっていた自分の意識を外に向かわせてくれた。
長いトンネルを抜けて、差し込む光と共に、
桜が咲き乱れる風景を目にしたような。そんな感覚だった。

思い出せば4、5年前、出会った頃は、彼はまだもっと深い闇の中にいたような気がする。
今でも楽な生活をしているわけではなく、不安にもがいているけれど、
全くの無名だったあの頃に比べれば、かなり認知度もあがり認めてくれる人も増えた。
それが彼にとって、日々を生きるうえでかなりの救いになっているのは間違いない。
彼のそんな希望が、このアルバムにはぎっしりとつまっているのかもしれない。

今回のアルバムのタイトルは”Prays”(祈りたち)。
一緒にタイトルを考えていたときに、自分が口にした言葉だった。
去年の震災後、想像できないほどの悲しみと苦しみが日本を襲い、
日頃宗教を信じようが、信じまいが、多くの人が家族や友人などの安全を祈った。

今でもそれらは癒されることはなく、大地や海も汚染され続けている。
そんな状況の中で、彼の音楽がそれらを浄化するようなイメージが頭に浮かんだ。
そして実際彼も自分も、千葉県の“ホットスポット”に住んでいて、そこでこのアルバムの収録曲を制作していた。

そういう状況できたのがこのアートワーク。
空を飛ぶ鳥と空、破壊された都市と汚染された海。
それは現代人の心の象徴でもあり、それらを再構築、浄化したいという、
そんな祈りと希望を込めて表現した。



最後に、元東電の方が語った興味深い話を一つ。

「チェルノブイリの30キロ圏内にあるすごいきれいな泉を守った長老たちがいるらしいんです。
どうやって守ったかっていうと、僕、こんなに原子力のこと勉強して、
物理のこととかもある程度勉強したけども、
目に見えない力ってのも絶対あるんです。
その30キロ圏内にあった泉を守った長老たちは、逃げなかったんです。
逃げずにその泉をどうやって守ったか。祈りです」

以上。

自分は祈りが届くことを信じている。

buna

参考サイト
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/06/post_d41e.html

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