
ドイツ人のlars leonhardのダブテクノを聴きながら電車に乗る。
SNS上では、充実した日々を過ごす人たちの姿を多く目にする。
世の中、そんな人ばかりなのだろうか。
まるで世界が嘘や見栄で包まれているような感覚になることがある。
何ができて、何ができないか
僕が尊敬するある友人の音楽家は、
音楽とは全く関係ない仕事をしている。
どちらかと言うと、肉体労働だ。
彼のように唯一無二の天才的な才能を持っていても、
市場価値を作品に持たせられなければ、
それが音楽の最先端を行く英国であっても、
その才能で生計を立てることは難しいらしい。
アート性と商業性を持ち合わせているのは、ほんの一握り。
その一握りに入らない限り、“売れるため”に流行や時代、
経済の流れをも掴んで、“マーケティング”していく必要がある。
今後、僕がそれをやるかどうかはわからない。
やれるかどうかはわからない。と言った方が正確かもしれない、
自分に何ができて、何ができないか。
それはやってみないとわからないし、やらずに決めることは避けたい。
僕なんかは、いろんなことができると思っている節があるから、とても達が悪い。
そろそろ(一旦)限界のラインを決めて、
一番得意なところを伸ばすことに集中するべき時なのかも。と最近感じている。
その決断をできなくさせているのは、一体なんだろう。
ヒントは目の前にあるはず。そう信じて一歩一歩進むしかない。
buna