
Dj Seimo(Trench Warfare)
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stand2.0、積極的な告知もなく、よくあそこまで人が来るものだと、感心してしまう。
それもExpose-Oneの力とオーガナイザーの細川君の人望だろうか。
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表現と表出(DJ編)
3年振りにDj SeimoがDJブースに立ったことが嬉しかった。
昨晩はさすがに緊張していたようで、表情が強ばっているように見えた。
ヒップホップからドラムンベース、ブレイクコア、
エレクトロニカなどといった、
多くのジャンルをまたぐスタイルは、彼のDJの特徴。
ただ、時として人を置き去りにしてしまうほどに、
突っ走るときがある。
長年続けていると、シンプルなことに飽きてしまい、
複雑なものを追求しようとするのは自然なことだろう。
でも、それも行き過ぎると自閉症的な状態に陥ってしまう。
自分がDJをするときも、同じ課題にぶつかる。
DJだけの話じゃないかもしれない。
これはアートとデザイン、表現と表出の違いを語るときも同じだ。
彼ほどにテクニックがないので、彼ほどには複雑に構成することができないけれど。
DJにとって人を楽しませることが一番の目的と考えるのであれば、
自分たちがやっているようなイベントでDJをする必要はない。
でも、自閉症的になる段階もそろそろ抜け出したい。
そこのバランスが難しい。
今後の彼の成長に期待している。
自分ももうちょっとDJの腕を上げたいものだ。
buna
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今朝はチャンピオンズリーグを観るために4時に起きた。
マンチェスター・ユナイテッドのファンではあるけれど、
数ヶ月滞在したこともありFCバルセロナの応援もしている。
(同じ理由でFCバーゼルも)
観戦中は独り言をブツブツと言い、両チームの得点に奇声を上げ、飛び跳ねた。
端から見たら滑稽な姿だったと思う。
悔しいことに、結果的にはチェルシーが勝った。
でも、約65億7500万円という巨額の移籍金で
リヴァプールから移籍したにも関わらず、
不調が続き、“大きな損失”と言われ続けた、
スペイン代表FWフェルナント・トーレス。
その彼が決勝点を決めたことは、自分のことのように嬉しかった。
本当に今年はサッカーが面白い!
buna
Trench Warfare1.1 2005 10 DEC
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2005年12月に始めた音楽とアートのプロジェクト、Trench Warfare。
マンチェスターで感じた、音楽とアートが身近に感じる文化的に豊さ、
そして、故郷愛のようなものを手にいれるためにはじめた。
しかし、2008年の12月、13回目にあたるTrench Warfare7.0を最後に活動停止をしている。
理由は、イベントをやる場所がなくなり、不景気が本格化して、
メンバーがそれぞれの生活や活動を見つめ直す必要があった。
3年経った今、メンバーの中には会社を立ち上げた者、
大手の会社に就職した者。料理人として修行を積んでいる者。
そして、バイトなどをしながら音楽をつくり続けている者。
中には何人か行方不明者もいる。
今はどれだけのメンバーが再始動できるかわからないけれど、
規模は小さくてもまずはまた“場”をつくろうと思う。
近日日程と場所を報告します。
buna
Fugenn&The White Elephants+Fuyama Yousuke(visual)
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昨日は、世界的にも有名なクラブミュージックのフェス、Sonarsound Tokyoへ。
今年は本家sonarsound Barcelonaのトップ2、セルジオとエンリックに再開することができた。
セルジオはファンキーな楽しい人で、エンリックは静かで堅実な印象。
きっと会社を経営するには、ちょうど良いバランスなのだろう。
今回はめでたいことにFugenn & The White Elephantsが、
sonarComplexでライヴを行った。sonarの中では小さなステージではあるけれど、
大きな舞台であることは変わらない。
ライヴの内容も自分が観た中でベストだったし、実際にも評判もかなり良かった。
本家の二人もかなり気に入ってくれていたけれど、
どちらかというとFuyamaくんの映像の方が評価が高かったようだ。
Fuyamaくんが本家に呼ばれることを期待している。
これからも、Fugennには天狗にならずコツコツと精進してもらいたい。
お互いまだまだこれからだ。
SonarComplex stageで行われた映像は以下で観られます。
http://youtu.be/l5ALcohyk6Q
buna
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音楽も芸術も人を引きつけて、人の心を一つにすることができる。
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sand2.0
stand2.0にはDj seimo(Trench Warfare)が出演します。
今回も、このB0サイズのポスターのデザインとアートワークを担当させてもらいました。
地元でこういうパーティーがあるのは、やっぱりとても嬉しいです。
buna
詳細は以下。
Stand2.0 @Motoyawata Expose-One
start:20:00 enter:500yen.
Guest
KOYAS / AKIO WATANABE / Dj seimo(Trench Warfare) / Makyo(Dakini Records)
【SHOP】10RI【GUEST LIVE PAINT】Tetsuwa Taki
【DJ】N-SAWA / MAKKY / RYUJI / YU-BOY / escoval / AIKA / YUME / HOSO
【LIVE】microsleep and more.
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絵で生計をたてようなんて思っていない。
そう言いたくても我慢することにした。
ある意味、その挑戦から逃げるための言い訳に聞こえるから。
ここ数年、特に311後はあまり絵を描いていない。
だからと言って、無駄に過ごしたわけじゃない。
去年京都で過ごした時間は宝だ。
“本物”や“一流”と思えるものを、
肌で感じることの大切さを思い出させてくれた。
東京エリアでは、そういう機会をあまりつくれていない。
去年一年をアウトプットではなく、インプットの時期だった。
そう思えるようにこれから動かなければ、
自分にどうにも言い訳ができない。
6月にモスクワでの展示会も決まったので、
制作を“再稼働”する。
buna
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今まで音楽にどれほど救われてきただろう。
音楽と出会ってなければ今まで生きてこれなかった。
だから、今でも音楽をつくる人を尊敬しているし、凄く羨ましい。
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全国でも有名な中学校に入学したにも関わらず、
やりたいことも見つからず、授業にもついていけないうえに、
人付き合いも苦手だった自分は、音楽と絵が逃げ場所であり、
居場所だった。
そんな頃にある日本のパンクバンドと出会い、
感動で涙が止まらないという、爆発的感動を体験した。
これが音楽との付き合いのはじまりだった。
その日本のバンドについては、いつか紹介することにして、
今回は70年代のパンクロックだけでなく、
パンクカルチャーのアイコンでもあるバンド、Sex Pistols。
今更と思われるかもしれないけど、
90年代生まれの中には知らない人もいるかもしれないので。
1976年に“過激でもっと人に嫌われるバンドを作ろう”ということで結成された。
『Never Mind the Bollocks』というアルバムを一枚しかリリースしていないにも関わらず、
未だに語り継がれている、伝説中の伝説のバンド。
素人同然のテクニックで演奏され、日常の不満をぶちまける反体制的な音楽に、
当時サッチャー政権の政策に不満を抱えていた若者に爆発的に支持された。
野田政権の元、今の日本で何がうまれるだろう。
もちろん、自分もその可能性の一部だ。
buna
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小学校3年のときに、『キャプテン翼』に影響されてサッカーを始めた。
美大受験を決断する高校1年の終わりまで、毎日サッカーにあけくれていた。
そんな自分が今、こんなにもサッカーに夢中になったことはない。と言うほどに夢中だ。
好きなスポーツがあると人生を豊かにしてくれる。
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若きストライカー、ハビエル・エルナンデス
マンチェスター・ユナイテッドの期待の新人(23歳)FW、ハビエル・ エルナンデス。
メキシコ代表でもあり、2011年には年間最優秀選手に選出された。
そんな彼がこんなことを言っている。
「僕はスター選手ではない、僕の家族が素晴らしい人間であるように、
僕も彼らのように人間として成長したい。
サッカー選手である前に人間であることを忘れたくない」
この姿勢はサッカー選手や“アーティスト”だけでなく、
全ての人にとって大切なことだと自分は信じている。
そう、スター性の無い自分も、彼と同じような姿勢で芸術に取り組んでいる。
buna
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毎年、地元市川市を横断する、真間川。
その川沿いの桜を観に行くのが習慣になっている。
これをしないと、どーも気持ちが悪い。
心の豊かさを
「日本が先進国から脱落」というニュースがある。
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経団連の研究機関、21世紀政策研究所(森田富治郎所長)は16日、
2050年までの日本と世界50か国・地域の長期経済予測を発表した。
四つのシナリオに基づいて日本経済の成長率や規模を試算したが、
少子高齢化の本格化で日本は30年代以降にマイナス成長に転じ、
効果的な成長戦略を実施しなければ先進国から脱落しかねないとの見通しを示した。
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果たして先進国であり続ける必要があるのだろうか?
経済的な豊かさよりも、そろそろ心の豊かさを求めていきたい。
心の豊かさの定義は、これからじっくりと考えなければならない。
buna
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Fugenn & The White Elephantsのジャケに使用したのはこの写真。
二年前に行った立山連峰で撮影したもの。
あのアルバム『Prays』には物語性や風景が見えたので、
それを表現するには、今までの自分の技法だけではできなかった。
そこで、以前から試してみたかった“コラージュ”という技法を取り入れた。
この技法は意外と人間の深いところを表現、または表出することができる。
実際に試してみると、表現の幅が広がり、
もっと写真を取りたくなったり、古本屋でネタを漁る楽しみが増えた。
ブレイクビーツやヒップホップのアーティストが、ネタを探すのと同じことだろう。
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コラージュとは写真、印刷物、映像などを「切り貼り」する技法で、
1910年代からピカソなどが始めて盛んになり、
40年代には市民権を得て、今では完全に数多くある技法の一つになっている。
心理療法では芸術療法の一つとされ、
“誰でも簡単に楽しみながら深層心理にアクセスすることが出来、
潜在意識を顕在化、今まで気づかなかった自分自身のことを知るセラピー”
と受け止められている。
参考サイト wikipedia コラージュ
http://ja.wikipedia.org/wiki/
buna
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今朝、ICASEAから限定50本でリリースされたカセット2本、
CYGNUS – CYBERCITY Z-RO
POBORSK – WAITING FOR JUNIOR
が我が家のポストに届いた。
最近、敢えてテープでリリースするレーベルやアーティストがいる。
残念ながら、今更テープデッキを持っていないので、
コレクション化してしまう。
それでもこのICASEAというレーベルからリリースされるものは、
久々にコレクションしたくなる魅力がある。
そして、このレーベルのオーナー曰く、
いくつかリリースしたら計画的に活動をやめて伝説化してしまう。
などと言っているので尚更だ。
テープでのフォーマットは売り切れてしまったけれど、
Mp3やWavでのリリースは終了していないので、
是非聴いてみて欲しい。
こんなに誇らしく、薦められるリリースはほとんどないのだ。
さて、このステッカーはどこに貼ろう。
ICASEA
http://www.icasea.net/
「影響されて自分らしさが消えてしまうから、人の作品を観ない、聴かない」
そんな風に言う人がいる。
そのくらいで消えてしまう“自分らしさ”なら消えてしまった方が良いと思う。
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横尾忠則先輩
さきほど横尾忠則さんのブログを知った。
誤解を恐れず正直に、そして自分の言葉で書かれた内容に、
自分がブログで書いてきたことは、間違いではなかった。そう思えた。
正直、この方の作品にはほとんど関心がなかったけれど、
これをきっかけに観てみると、さすがうならされる作品がたくさんある。
日本にも素晴らしい先輩がいる。それは強い勇気になる。
横尾忠則 オフィシャル
http://www.tadanoriyokoo.com/vision/index.html
海外の方が集めた横尾さんの作品
http://miscellaneous-pics.blogspot.jp/2010/09/tadanori-yokoo-yoko-o-tadanori.html
buna