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なんとか本日の通院が最後になることを祈りつつ、
延期された展示会の告知です。
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原点回帰へ向かう流れを、今日世界のあらゆる場所で起きている、
様々な事柄の中に見ることができます。
これは自分とは違う価値観を、非情な力で排除するということではなく、
大切なモノを過去に置き忘れてはいないか?
と人類に問うものだと信じたいです。
2001年、僕は日本を捨てるように英国に渡りました。
しかし、そこで否が応でも向き合うことになるのは、
皮肉にも、自分が日本人であることでした。
それは変えようもない事実であり、大切にすべき自分の原点である。
表層的なものではなく、そこに深く根ざした表現をしたい。
今ではそう思うようになりました。
では「日本人である」とはどういうことか。
更には311という自然災害と”文明災”を経験した今、
日本人として、世界に発信すべきメッセージは何か?
そう考えることが増えました。
今回の展示会は、そんな自分の「変化」と「今」を整理と再確認し、
これからの活動を方向付ける、とても良い機会になりました。
皆さんにとっても、この展示が少しでも意味あるものになれば幸いです。
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【個展】buna “waga”
at 浜松BASE 3月7日(sun)-21(sat)
19:00~24:00 (Close:Mon) idct-base.com
【入場無料】
「この激動の21世紀をどう生きるか。
それを一人の人間、日本人、芸術家として見つける、
その過程で生まれた作品の展示をします」
3月7日
18:00~19:30 トークセッション
19:30~22:00 ギャラリー懇親会
22:00~01:00 PARTY
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Geskiaくんのニューアルバム『Alias』(配信限定)のアートワークを担当させていただきました。
実は、このグルグルした円以外の背景は、前回のアルバム『Silent Of Light』
のアートワーク用のひとつの案でした。
それがこうやって今回、日の目をみることができました。
このアルバムは以下で購入できます。
http://arktekt.bandcamp.com/album/alias
どうぞ宜しくお願いします。
buna
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ご心配と迷惑をおかけしてしまいました。
額の傷はまだ痛々しくはありますが、カサブタになりました。
でも、そろそろ外出ができるような気はしています。
医者から失明の可能性があり、入院を勧められたときは、
ある種の死の匂いを嗅ぎました。
自分の体がガタついて、死に近づいている。
そんな感覚です。
この二週間ほど、健康はもちろん、目が見えること、
手足が自由に動くことのありがたみを感じます。
今回の病気にかかった理由は、いくつも思いつくので、
どれが原因かわかりません。
ただ、もっと健康的な生活を意識しないといけないし、
自分を追い詰めるのもほどほどに。
ということをあらためて気づかされました。
延期になった浜松での展示会の準備、再開です。
追い詰めない程度に意気込みます。
buna