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すっかり花粉症にやられています。
来月3月、展示会に展示する作品の締め切り、
新たな仕事のプロジェクト、
そして、新たな音楽とアートのプロジェクトを進行させます。
Trench Warfareも始動したいのですが、DJ Seimo次第です。
焦っても仕方ないので、気長に待ちます。
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Nu:Gravity “Different Direction”
日本を代表するエレクトロニカのレーベル、PROGRESSIVE FOrM。
記憶が正しければ、アートワークを担当させて頂くのは今回で4回目。
ただ、今回に関してはアートワークだけの担当なので、
文字やレイアウトは別の方がやっています。
PROGRESSIVE FOrMはエレクトロニカのレーベルと知られていますが、
最近では幅広く、最新の音をリリースしている印象です。
僕が聴かせて頂いたデモ曲2曲が、burialのような沈んだdubstepで、
好みだったので、引き受けさせて頂きました。
ロシアのアーティストということで、深い寒い冬が連想されます。
はたして行く機会はあるでしょうか。
これが2016年に僕が関わらせて頂いた初リリースです。
今のところ国内外一つずつのリリースが決定しています。
buna
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先週もなかなか充実した週でした。
友人との3、4年ぶりの再会から始まって、
入院している友人の見舞い、以前働いていた会社の社長と同僚との5年振りの再会。
そして、週末の二日連続のイベントでのDJ。
さすがに昨日は疲れて家で休んでました。
今週は崩れ気味の体調を整えることに集中しながら、
次の一歩を進む準備をします。
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2月3週目
いろいろ書きたいことはあるのですが、
まず週末のイベントについて軽く。
土曜日に開催された[Paradigm]
ライヴを中心にしたイベントをクラブでやりたい。
そういう思いで始めたそうです。
ダンスフロアに所狭しと機材が並ぶ光景は、
まるで楽器屋のようで、慣れない人は驚くと思います。
ラウンジスペースでは、DJが自由に音楽を流していて、
特設フードカウンターで、可愛らしい女性が洋食を販売している。
というような、コントラストのある雰囲気でした。
この日に出演したMegumu Otaniは高校時代からの付き合いで、
年齢も少し上で、ロック畑にいた彼が、こうやって同じシーンで、
共演していることが不思議でもあり、嬉しくもあります。
現在アーティスト名から音まで試行錯誤中なので、
今後に期待して頂きたいです。
もう一人の友人のPainaのライヴはヘンテコ格好良い、
90年代のローファイムーブメントを思い出しました。
彼は彼の腰の低い、ゆるキャラで誤解されてますね。
僕の2016年初DJは記録的に酷いものでした。
原因はわかっているので、この悔しさをバネにします。
サプライズで来てくれたコーキ夫妻、吉際くんありがとう。
(ここ読んでないかもしれないけど)
翌日のDIGIANAは同じ中目黒Solfaにて開催されました。
この日はAkeyのDJが、個人的には一番楽しめました。
彼女のDJは必見です。
僕は、諸事情(主催のDELAくんがタイムテーブル間違えた)
がありDJを2時間やることになりました。
前日の汚名挽回をと意気込みつつ、無理をせずにやりました。
AkeyのDJのように、一つ一つの曲を自分のものにし、
スキのない選曲をする。そういう姿勢を見習わないといけません。
少しずつ環境が整ってきています。
buna
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今日は暖かい1日でした。また明日から寒くなりそうなので、
体調管理が大事になってきます。この週末は行きたいイベントもあったのですが、
仕方なく家のことをやりました。
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挑戦する価値
今回アップしたシンプルなドローイングは、
原点に戻る作業でもあり、別の表現を模索することでもあります。
これは完全に個人的な作業で、本来人に見せるようなものでもないです。
ただ、何かしら魅力を自分で感じるので、
人に見てもらっても、何かを受け取ってもらえるように思えたのです。
イベントなどで、その場にいる人を気にせずに、
自分のスタイルを通して、客の反応が悪かったアーティストやDJに対して、
「マスタベーションなら家でやれ」と言う人がいます。
そのイベントが踊りに来ている客がメインで、
彼らを踊らせられなかった場合、そう言われても仕方ないです。
でも、その場が「表現の場」であれば、話は別です。
表現の場では、もちろん表現したいことが相手に伝われば成功ですが、
失敗しても、そこで挑戦したことで、何かをつかめたり、
発見ができれば良しとしていいと思うのです。
人前でやるという緊張感の中でしか、得られないものがあります。
英語で「Good Try」と言ったりしますが、
挑戦したことを評価してあげてもいいと思うのです。
こういう挑戦することに、寛容でない“空気”が、
日本のシーンをつまらなくさせているのではないでしょうか。
失敗するかもしれない。新しい何かに変わる期待を持てるような。
そんなスリリングなパフォーマンスを僕は観たいです。
どうも、無難に失敗しないことをしている人が多い印象です。
buna
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急ですが、21日にもDJさせて頂くことになりました。
準備大変ですが、二日連続とは嬉しいことです。
今は花粉症だけが心配です。
”DIGIANA” feat. Nolens Volens (from NY)
2016/2/21(SUN) OPEN/START 18:00
door 1500yen
LIVE :
Nolens Volens (Tush Records)
iku (Detroit Underground)
Lady Citizen (AN/AY)
Wataru Abe (Kaico/Subwoofer/Electric Pressure/Several Reasons)
wk[es] (hz-records/DIGIANA)
DJ:
buna (Trench Warfare)
Akey
Yoshitaka Shirakura (Conflux)
Icefolen
and more
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最近人に会うたびに、EDMという、今はやりの音楽の話になります。
EDMというとタイに行ったとき、タイ人の友人が車の中でかけて、
「この安っぽい音楽はなんだ?!」
と嫌悪感を露骨に表してしまったことを思い出します。
なんと大人気ないことをしたものです。
あのジャンルが今の音楽産業、
メインストリームのクラブシーンを支えているわけですから、
そこは評価、感謝すべきなのでしょう。
ちゃんと聴いたことがないので、言いたいことはそれだけです。
別の観点を知ること
先週、最先端の技術を作り出し、
利用した仕事をしている友人宅にお邪魔しました。
彼は流行を作り、それを広げていく役目の人でもあります。
なので日頃から最新のサービスに触れるように意識しているそうです。
彼から言わせると、流行を否定して、
普遍的な価値を追求するというのは、
ある種の逃避に見えるそうです。
変化についていけない。
対応力、柔軟性がないことを理由に、
言い訳として、普遍的価値の追求。
そう言っていることはないか?
という観点。
これからも、この自問はし続けなければと。
そう気付かせてくれたその友人に感謝です。
buna
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20日のイベントの詳細が届きました。
メインフロアでは、ノンビートというコンセプトでライヴが行われるとか、
行われないとか。出演者も知った顔が揃ってて楽しそうです。
でも、身内ノリと言われぬように
ベストなパフォーマンスの準備(当然ですが)させて頂きます。
デイイベントなので、お気軽に遊びに来て頂けたらと!
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2015.2.20(sat)
[Paradigm]
VENUE_solfa
OPEN_15:00 CLOSE_20:30
DOOR_¥2000/1d w/f_¥1500/1d
~MAIN~
LIVE
Kazuki Muraoka(Adapt Records)
moopee1176 (Megumu Otani)
Paina
soma hayato
塚本啓介(でこぴん)
yuichi NAGAO(Sukima Tokyo, PROGRESSIVE FOrM)
Echo in May
~LOUNGE~
DJ
buna(Trench Warfare)
G.E.N(comedor/opposite)
itoitoi(ニューNYLON)
jr.S aka erectroboy Z Task
MASAHIRO KOIKE
FOOD
NOAFOOD
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先々週末、友人の松島純の展示会が表参道ヒルズで開催されていました。
スタイルは違うのですが、どこか自分と似たものを感じます。
「伸び代あるよ!」などとわざと偉そうに言い残して来ましたが、
正直まだまだ良くなりそうで、実は驚異です。
彼のサイトは以下です。
www.matsushimajun.com
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Stay Young
ずいぶん前に“ゆっくり話そう”と言ってた人に、
やっと先週末にその機会をつくることができました。
自分より若い人たちに会うと、世代差を感じるのは仕方ないことです。
普段から自分はもう“古い”と言われる世代の人間になっているのかも。
という意識を持つようにしています。
所謂“老害”を若い世代に与えたくないし、
「昔の方が良かった」と、変化を否定して凝り固まってはいないか?
と自分を見張っているということでもあります。
20代の頃、「〜である」と断定すること嫌いでした。
言い切ることで、他の選択肢がなくなる気がしたからです。
ただ、30代にもなると、断定して前へ進まなくてはいけない。
そんな風にも思うようになりました。
言い換えれば、何かを諦めたということでもあります。
そうやって、“諦めてきた”者が、若者にも諦めろと言ったり、
自分の答えを押し付けて可能性を減らすことを避けたいのです。
buna
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先週末は、初の三軒茶屋ORBITへ。僕が住んでいた頃には無かったハコだ。
あの頃はロックしか聴いてなかったから、ライヴと言えばHEAVEN’S DOORだった。
今にも雪になりそうな、雨に降られながら会場に到着すると、
和服の若い女性が浪曲のようなライヴをやっていて、
延々と二人の男女が絵を描き続けていた。
麻布のBULLET’Sに似たものがあるけれど、こちらの方が不健康さがない。
1年に1度くらいしかオールに行かない僕が、
朝5時までのそのイベントに行ったのは、
ある女性DJを観るためだった。
彼女の2時間セットのDJは場所にあった選曲と音のバランス、文句無し。
DJをある程度やっていると、悪い意味でDJらしくなり、
窮屈なDJ論を語り始めることが多い。
「こうあるべき」ではなく、「こうでなくてもいいのでは?」
という姿勢でいたい。
今月20日に中目黒SOLFAにてDJをすることになり、
今、準備中だけれど、彼女のDJスタイルが気になって仕方ない。
でも、自分は自分だと言い聞かせながらやっている。
そうそう、こういう刺激し合える仲間、場が欲しかった。
buna
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来日中のROWL、僕がジャケをやらせて頂いたブリストルのアーティスト。
僕が初めて渡英した20歳の頃に、彼はまだ小学生くらいだったようなので、
20代後半から30代前半くらいの若いアーティストだ。
90年代に生まれたジャングル、
それが進化してdrum’n bassになった。
20年以上経つというのに、いまだに進化を続けている。
色々なジャンルの音を吸収して進化した現在、
ジャンル分けすることを諦めたのか、
進化したその音楽を“ベースミュージック”と呼ぶようになっている。
ROWLの音楽もそう呼ばれるものが多い。
ロンドンから電車で90分ほどにある、イングランド西部最大の街、ブリストル。
ブリストルサウンドというくくりにされるほど、ブリストルは素晴らしいアーティストを放出してきた。
MASSIVE ATTACK、PORTISHEAD、TRICKY、RONI SIZE、そして、アートシーンでは今話題のBANKY。
あげたらきりがない。
産業革命がマンチェスターで起きるまでは、この街は英国三大都市の一つだった。
奴隷貿易の拠点だったという黒い歴史もあるけれど、丘に立ち並ぶ家々を見ていると、
今では高級住宅街に見えなくもない。
実は2001年に渡英した当初、ブリストルで住む部屋を探したことがあり、
物価の高さで諦めて、マンチェスターを選んだという過去がある。
今でも英国に行く際は行きたい街の一つ。
もっとブリストルシーンに注目される存在になって、
自分をクリエイティブにさせてくれる刺激が欲しい。
buna