
心配して連絡をくれた友人と何十年振りのコーラフロート。
深いあたたかさ
苦手な朝、電車の中で朝陽のあたたかさに包まれて、
心の奥底まで照らされているような、
まるで清められていくような、
そんな深いあたたかさだ。
我が子にアサヒと名付けた友人、
あいつも、朝方に名前を考えたのだろうか。
今年も残り1日。
buna
大晦日は、通常だと市川の実家で過ごす。
テレビから“紅白”が聴こえてくるのを、
我慢して過ごす。姪っ子や甥っ子の相手も、
心身の余裕がないと厳しい。
なので、
今はその“シアワセ”な空間に耐えられる自信がない。
このままだと一人で過ごすことになりそうなので、
大晦日の良い過ごし方、それを考えてみようと思う。
buna
この投稿が666個目になるようです。ブログをここに移してから7年目。
それ以前のブログを入れたら、12年目です。
数週間更新できない時もありますが、
ここまで続けられているものは、他に思い浮かびません。
雑誌の編集者をやっていたくらいで。文章を書くのは好きです。
なかなか上手くなりませんが、こうやって公に向かって書くことで、
緊張感と責任感を持ちながら、表現力の鍛錬、そして思考の整理ができています。
神保町にて
既に15年以上の古い友人になった彼らと神保町で会う。
好きな街で、好きな友人たちに会うという、最高の時間。
進み方は違うけれど、彼らはしっかりと自分の道を切り開いている。
自分に足りないものは何なのか。もしくは、何に捕らわれているのか。
そんなことを考えさせられた。
彼らがしてくれる、いろいろな提案。それに対して、
できない理由、言い訳を並べている自分に気づき、
情けない気分になった、
目先のことばかりに捕らわれていては、
その先のことを見失ってしまう。
同時に、先のことばかり考えていても、
目先のことを見失ってしまう。
ここのバランスも大事で、とても難しい。
友人を見送るために、神保町から東京駅まで歩いた。
思い出のシティバンクの前で記念撮影。
街は「クリスマス気分」だった。
buna
クリスマスイヴを言い訳に、美味しいケーキでも食べたかったけれど、
そんな心境にはなれませんでした。
先日友人に「まだお前に“終わった”印象はない」
そう言ってもらい、少しホッとしました。
逆に、もう“終わった”のでは。
そういう不安があったということでもあります。
【Music】Nine Eleven 激情ハードコア
今年、神奈川県の端に住んでいる頃、
あまりにもうまくいかないことばかりで、
友人や家族にもなかなか会えなかった。
そんな不安と孤独の中、
支えてくれた音楽の一つが激情ハードコア、
前にもここに書いたけれど。
特にこのフランスのバンド、Nine Eleven。
このバンドの曲を聴くと、
その頃に住んでいたアパートから駅に向かう道のり、
遠くに見える山々を思い出す。
挑戦して、失敗した限り、
周りに恥をさらして、両脇抱えられてでも、
諦めずに立ち上がることは、敗者の禊だろう。
あらためて、あの頃、僕を助けてくれた人たちに感謝します。
buna
2017
今年はいろいろあり過ぎた。
厄年というものを、信じるにしろ、信じないにしろ。
2017年は最悪の1年で、
文字通り、這いつくばりながら生きた1年だった。
まだ残り5日あるけれど、早く終わって欲しい。
これ以上トラブルが起きることなく、
早く新年を迎えたい。
今年一年、支えてくれた家族と友人たちに心から感謝。
buna
マンチェスターやロンドンから友人が来日、帰国が重なり、いい時間を過ごせました。
SNSのおかげでお互いの近況をなんとなく知っているように思ってしまいますが、
やっぱり実際はほとんど知らないということを再確認しました。
今年はもっと友達に会えると思ったのですが、状況、環境的に難しかったです。
来年こそは。
Ann Sexton
今年の秋から冬にかけては、暖かいソウルをたくさん聴きました。
今思えば、寒さというよりは、他人の心ない言動に心が疲れていたように思います。
ソウルもJazz同様にやっぱり昔の方が好きで、
今年出会ったのは70年代の米国南部のソウルシーンガー、Ann Sexton。
ジャンル名の“ソウル”は日本語では“魂”と訳されるけれど、
まさに魂に触れるような体験と言ってもいいかもしれません。
僕も人に僕の魂を感じてもらえるような、
それを取り戻せたらいいのですが。
buna
そろそろ今年よく聴いた音楽の紹介も交えてみようと思います。
まずは、適当にこのテクノのプロデューサー、Patricia。
NY在住のアメリカ人。Opal TapesやGhostly Internationalの姉妹レーベル、
Spectral Soundからリリースしているそうです。
Boards of Canada meets TB303と言えば、
想像できる人も多いのではないでしょうか。
ROLANDのTB-303というシンセの音が大がつくほど好きなのは、
96年頃イギリスで体験したACID HOUSEがきっかけです。
今だにこのシンセの人気はあり、
(手が届かないほどではないですが)高値で取引されています。
アップした曲の2:20くらいからウニョウニョいっている音がそのシンセの音です。
buna
居場所だと思った場所は、どうやら最終地点ではなかったようです。
でも、多く学べたし、あの先輩たちに出会えたのは宝です。
さて、また根無し草の漂流が始まります。
たまにはアメが欲しい
僕には、叱ってくれる友人がいる。
歳を重ねたからか、
すぐに説教を始める人も中にはいて、面倒だけど。
でも、自分の甘さや、足りないところを指摘してくれる人は、
ある程度身近にいた方が良いと思う。
これは、政府でも会社などの組織も同じ。
独裁は暴走しがちだし、発展していくのも難しい。
それは、独裁国家の行く末を思い浮かべてもらえればわかると思う。
でも、会うたびに説教されるのは、
正直、勘弁して欲しい。
ありがたいけど。たまにはアメが欲しい。
buna
中国の少数民族を扱った展示会関係のワークショップを友人達が企画した。
「クライム・エブリ・マウンテンvol.1 ミャオ族の刺繍と暮らし 展」
http://www.setagaya-ldc.net/program/385/
タイミング悪く、打ち上げにしか参加できなかったけれど、
興味深いことを聞くことができた。
彼らの服の模様(デザイン)には意味があるらしい。
大きいテーマとして、先祖崇拝が挙げられる。
これは全てのものには精霊が宿ると信じ敬う、
アミニズムに行き着く。
一方で、消えゆく技術を守るために、
観光化や商品化、大量生産化れることで、
本来そこに込められた思いが薄まって
形骸化してしまう。
悲しいことに、これはどこでも起きている話だ。
巨大な形骸化システムが出来上がってしまった。
そんな風に感じることがある。
感謝する心。
全てのものを感謝することの大切さ。
最近、「売る」ことを考えなければいけない環境にいるので。
今回の小数民族の話は、心の存在を再確認させてくれた。
形骸化システムに、屈してはいけない。
buna