
ずっとここにいることになりそうな、
そんな気がして、本当かよ?と自問をしている。
どうなったら日本に帰れるのだろう。
それとも開き直って、ヒンディー語を少しは勉強すべきか。
6月のよく聴いたアルバム
今月はゆっくり音楽を聴くことができなかった。
ようやく後半から住まいが整ってきたので、
(と言っても寝室だけだけど)
音楽を聴く時間を増やすことができた。
スピーカーを買ってDJmixを作れる環境にしたい。
こっちに来て、DJをすると伝えると誰彼を紹介してくれるなどと
言ってもらえるので。少しずつクリエイティブな活動も広げていきたい。
アトリエを整えるのは、これまた時間がかかりそうだ。
buna
もうすぐインドに来て1ヶ月。
前回の記録を塗り替えた。
色々不便なことだらけで、
大気汚染で咳き込むことも多いけど。
不思議とまだ日本に帰りたくなっていない。
まだここで見ないといけないものがあるような気がしている。
その前に、仕事できているので帰れないのだけど。
世界のリアル
今日、タクシーの窓から壊れた街並みを眺めて気づいたことがある。
人間の卑しさ、弱さや儚さ。
人生の不平等さや苦しみ。喜び。
そんなものが、ここインドでは分かりやすく、
目に入ってくる。
日本では異常な潔癖症の裏に隠れて見えてこない。
英国にいた頃は、地球に生きているという感覚があって、
閉塞感を一掃しできてそれが嬉しかった。
ここインドではまた別のこの地球、世界のリアルを感じられる。
この世界を理解するには、いい環境だ。
buna
日本に帰りたくはなっていないけれど、
いつまでここにいるのだろう。
そんな疑問はある。
まだ非日常
デリーの南西にあるSarojini Nagarマーケットへ。
この日も44℃の暑さで、
外にいられる時間に限度があった。
このマーケットは政府関係者の住む、
2005年に起きた爆弾テロの犠牲者だったと思う。
その日は、その老人の顔が頭から離れなかった。
buna
44℃がどんな感じだと言えば、
確かにドライヤーを吹き付けられているようだ。
と言えば想像しやすいかもしれない。
そして、涙液が干上がっていくような感覚にもなる。
計画中のアートプロジェクトの下見のために美術館にいく前に、
初のKhan Marketへ。
週末だというのに人がまばらなのは、暑さの為か。
ご覧の通り、マスクしている人の方が少ない印象だ。
日本ではインドではカレーしか食べられない
と思っている人が少なくないけれど、
実際は美味しい洋食も食べられる。
インドらしいところへ行けと。
友人に言われたけれど。
しばらくは、こういう中産階級レベル以上の
生活を今回は覗いていたい。
buna
明日で1週間。毎日が冒険だ。
インドルピーは日本国内で両替ができず、
インドの空港での両替はレートが悪いということで、
ケチって両替をしなかったことで、いろいろな人に迷惑をかけた。
初日
真夏のインド、到着すると15時台で40°。
タクシーの運転手は、工事現場に停車すると
「友達に会ってくるから待っててくれ」と
僕を車内に残して車を降りようとした。
まだ雨季ではないので珍しいことらしいけれど、
僕の人生はだいたいこうだ。驚かない。
用意された宿は、お世辞にも綺麗とは言えず、
窓も少なくて閉塞感がきつかった。
バスルームには大きなゴキブリ、
ベッドルームのエアコンと天井のファンは凄い音で唸り、
ほとんど寝られなかった。
確か前回来た時も、
天井のファンの音で慣れるまで寝付けなかったかもしれない。
これが初日のこと。
2度と来ることはないだろうと、疑いもしなかった国インド。
再び9時間かけてその地を踏む。
40℃という暑さの割には、日本の夏よりもしんどくはない。
混沌と深度
インド編 Season1
始まります。
buna