QUEST FOR THE CENTREPIECE by buna

Archive for the ‘Review’ Category

【MUSIC】Sia – Chandelier (Official Video)

友人が勧めてくれた日本人の女性歌手を聴いていて。
物足らなさを感じた理由を考える時、
いつもまず思い浮かぶのはPortisheadのベス。

そして最近ではこのオーストラリア出身のsia(シーア)。
世界的なアーティストなので知っている人も多いだろう。
普段聴いている音楽に比べると、
メジャー感満載で長い間聴いていると疲れてしまうけれど、
心に響いてくるものはかなりある。

そして少し調べてみると。
僕が2000年代前半に聴いていたZero7のボーカルを務めていたらしく、
同級生とばったり会った感覚に似ている。
年齢的にも同じ世代でもある。

「メジャー感」とはなんだろう。
と同じ表現者として考えさせられたりもする。

buna

DEC 2022 BEST ALBUM

今年は半年ちかくインドに滞在していたので、あの日々が思い出される。
マスクをしていても口の中が埃っぽくなるあの感覚。
クラクションの音、オートリキシャのエンジンの振動。
市場の色とりどりの果物や野菜、小物や服。

予定では1月中には戻る予定だったけれど、
この気管支炎と目の痛み(結膜炎)、
その上、甲状腺ホルモンにも異常がでてきている。
自分の身体に何が起きているのだろう。

コロナワクチンについての数ある噂は、
ほとんど聞き流していたけれど。
もしかしたら、このホルモンの異常について、
影響があったのでは。などと勘ぐってしまう。
しかし、なんの証拠もない。

今月はこの2枚。


NOV 2022 BEST ALBUM

11月分をアップするのを忘れたまま、12月も末。
毎日、忙しい日々を過ごしており、
なかなか更新ができない。

恒例の1年を振り返ることもできていない。

今は突っ走るのみ。

Rilla Yukou / 遊光 EP 2022
JAH WARRIOR / DUB FROM THE HEART PART 2

OCT 2022 BEST ALBUM

帰国してからの忙しさで更新を忘れてしまっていた。

10月は10代の頃によく聴いていた、
懐かしのこのカリフォルニアのパンクバンドの良さを再確認。
同じような曲が多いのだけれど、クセになる。

これはBad Religionの16枚目のアルバムで、
2013年1月22日にリリースされた。

発売と同時に好評を博し、
ビルボード200のアルバム・チャートで19位を記録、
バッド・レリジョンにとって初めてトップ20入りを果たしたアルバムとなり、
彼らのキャリアで過去最高となった。

Bad Religion – True North 2013

SEP 2022 BEST ALBUM


今日で4ヶ月。残すところ1ヶ月ちょっと。
色々あったような無かったような。
今月に関しては半分は体調を崩していて、
企画していた旅行にも行けず。

どうインドを楽しもう。
絵も描けなければ、音楽もまともに聴けない。
デリーは空気が汚すぎて散歩すらできない。

せめて美しい景色が身近にあれば良いのだけど。



AUG 2022 BEST ALBUM


帰国予定だった今日8月31日、
僕が何をしたかというと、休日だというのに働き、
その上、インドで初めて眼科に行った。
先月中旬から片目の瞼が腫れては治って、
また再び腫れるという症状が出ていた。

感染症らしいけれど、それ以上は詳しくはわからない。
「普通の感染症よ」と女医は言ったけれど、
なんだろう普通の感染症とは。
まぁ、何かしらでバイ菌が目に入ったのだろう。

それも腫れている片目だけではなく、
両目に感染症の症状があるというのは意外だった。
しばらく病院通いになる。

病院通いで一つだけいい事がある。
それは病院があるのが、
デリーからタクシーで30-40分のところにある、
グルガオンという日系も含む外資系のオフィスや
住居が多く構える新興街で、
日本食屋が多いということ。

さて、8月に聴いていたのは、テクノ系が多い。
インドでもDJがしたくなって、わかりやすい音楽を集めている。

 buna


TECHNO

ROCK

JUL 2022 BEST ALBUM

今日で2ヶ月が経つ。体重はたぶん落ちたけれど、
人生観が変わるなんてことはない。

残り3、4ヶ月。
そして、また1月末にはここに来ることになるだろう。
予定通り進めば、その頃には大きな展示会を開催している。
本当に実現するのだろうか。

さて、7月も女性ヴォーカルものばかり聴いていたようだ。
気管支炎のせいもあって、疲労が。。





Billie Marten Feeding Seahorses by Hand (2019)
Art Tatum, Ben Webster “Art Tatum meets Ben Webster” (1956)

JUNE 2022 BEST ALBUM


ずっとここにいることになりそうな、
そんな気がして、本当かよ?と自問をしている。
どうなったら日本に帰れるのだろう。
それとも開き直って、ヒンディー語を少しは勉強すべきか。


6月のよく聴いたアルバム

今月はゆっくり音楽を聴くことができなかった。
ようやく後半から住まいが整ってきたので、
(と言っても寝室だけだけど)
音楽を聴く時間を増やすことができた。

スピーカーを買ってDJmixを作れる環境にしたい。
こっちに来て、DJをすると伝えると誰彼を紹介してくれるなどと
言ってもらえるので。少しずつクリエイティブな活動も広げていきたい。

アトリエを整えるのは、これまた時間がかかりそうだ。

 buna



MAY 2022 BEST ALBUM


日本を離れることもあり、
たくさんの人に会った。
なのに、不思議と今月は長く感じた。
というより、九州にも行ったし、
内容の濃い1ヶ月だった。

そんな5月のベストアルバムは以下の3つ。

Tennis System – Autophobia – 2021
Warpaint – Radiate Like This 2022
Snail Mail – Lush – 2018

環境が変わったら、
聴く音楽も変わるので、
どんな音楽と出会い、
どんな音楽と共に生きるのだろう。
少し楽しみではある。

buna

APR 2022 BEST ALBUM

4月はプライベートで色々あった1ヶ月だった。
そんな時、やっぱり音楽がいつも支えてくれる。

芸術はそういう時、
アウトプットの方法でしかないというか、
救われた感はない。

制作が上手く進まなければ、
更に追い込まれてしまうし。
いつだって、諸刃の剣。

以下が4月のベストアルバム。

Jeremy Enigk “Ghosts”(2017)
Ghostly Kisses  “Heaven, Wait (2022)”※二度目
Yellow Ostrich “Soft”(2021)
Chynna
“I’m Not Here This Isn’t Happening(2018)”
Hope Tala “Starry Ache(2018)”
Kathleen Frances “Through the Blue”(2022)

MAR 2022 BEST ALBUM

今月は忙しかったせいか、
このアルバムしか思いつかない。

あまり知られていなそうなバンドだけど、
いわゆる「90年代のエモを彷彿させる音」
の英国のバンド。

Bewilder Everything Up To Now

【映画】『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』(2019)


ワイヤレスへと移行していくと思われたイヤホン。
再び有線型が流行り始めているとか。
僕も優先型を使っている。

ワイヤレスはコードが
邪魔にならなくていいのだけれど。
充電しないといけないし、
幾つもプレイヤーを使っている僕には、
切り替えが面倒なのだ。
詳しくはこちら


中年になっても、夢を

泣ける映画というのは、
なかなか出会えないのだけれど。
久々にこれがそれ。

レコード屋というシチュエーションと
中年になっても、夢を持っていて、
音楽愛がある姿に共感してしまったのかもしれない。

またまたバンドがやりたくなる。

現在、Netflixで観られるので、
気が向いたらどうぞ。

さて、明日はブルーマンデー。


【映画】『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』(2019)
あらすじ:
ミュージシャンだったフランクは、
NYでレコードショップを営みながら、
シングルファーザーとして娘を育ててきた。
この夏でフランクは店をたたみ、
娘はロサンゼルスの医大に進学。
ある日、二人がデジタル音楽配信サービス
「Spotify」にアップロードした曲がバズる。

FEB 2022 BEST ALBUM


僕が生きている間に、何度戦争が起きるのだろう。
いったい誰のための闘いなのだ。

朝から晩まで働きながら、自分に何ができるのかと。
どこの団体に寄付をすれば、
確実にウクライナで苦しんでいる人たちの元に届くのだろう。
不信感があるのはなんでだろう。

日本での生活も後二ヶ月。
会いたい人たちにできるだけ会いたいというのに、
オミクロンと戦争に翻弄されている。

FEB 2022 BEST ALBUM BEST 6
最悪な時期だった2022年、2月のベストアルバムは以下。

Ghostly Kisses  Heaven, Wait (2022)

Mentah  Everyone Hates (2022)

Jeremy Enigk  World Waits(2006)

Luminous Kid  at the end of the dream(2021)

iri  neon(2022)

Ghostly Kisses『Heaven Wait』(2022)


音楽にぶらさがって生き続けて、もう30年以上が経つ。
テープからCDへ、MDからMP3、最近はFLACやWAVのハイレゾ音源、
そしてレコードで音楽を聴いている。

もうこれからも変わり続けるのだろうか。
ハイレゾ音源対応のイヤホンやヘッドフォンが開発されても、
僕ら人間の耳が聴くことができる音には限界がある。
あとは、そのハイレゾ音源を聴くことができるように、
人体改造するしかないのだろうか。


Ghostly Kisses

カナダのモントリオール。
地図上ではNYに近いように見えるけれど、飛行機で2時間弱かかるようだ。
そこを拠点に活動するDream PopユニットのGhostly Kisses 。

この1stアルバム『Heaven Wait』、
Bill Evansのアルバム『Undercurrent』のジャケを彷彿させるアートワークは、
コロナ禍という闇から、もう少しで抜け出せそうな、
そんな世界が表現されているのだろうか。

透明感のある女性ヴォーカルの声が、疲れた心に染み入る。
今年、このアルバムを何度聴くことになるだろう。

https://ghostlykissesmusic.com/

【映画】『パターソン』(2017)


三連休、遠く西の方に行く計画はあったのだけれど、
この状況ではそんな気にもならず。
いつも通り、映画と音楽漬けになって過ごす。

残りの人生をこんな風に過ごしていくのかもしれない。
空虚感が部屋に広がっていく。
それを消す去るために残り3時間半、
日付がかわるまでに、いくつかの選択肢を引っ張り出す。


『パターソン』(2017) 

ジム・ジャームッシュの映画というと、
アート系の学生がアート系ぶって話題にあげる。
そんな印象(偏見)を僕は持っている。

確かにシャレている。理由はわからないけどシャレている。
ポストカードになりそうなシーンが多い印象だ。

『パターソン』では光が綺麗だった。
そして、イラン人女優のゴルシフテ・ファラハニも美しい。
特に派手なハプニングが起きるわけでもなく、
ジム・ジャームッシュの映画らしく、
淡々と進む。

詩が出てきたり、知的な会話をする人、
愛に生きる人。コインランドリーでラップの練習をする黒人。
愛らしい登場人物が魅力の映画かもしれない。

シンプルな人生を、愛と共に生きられる日が僕にも来るのだろうか。

【あらすじ】
ニュージャージー州パターソンに住む
バス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)。
彼の1日は朝、隣に眠る妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)
にキスをして始まる。
いつものように仕事に向かい、乗務をこなす中で、
心に芽生える詩を秘密のノートに書きとめていく。
帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。
バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅しローラの隣で眠りにつく。
そんな一見変わりのない毎日。
しかし、パターソンの日々を、ユニークな人々との交流と、
思いがけない出会いと共に描く、
ユーモアと優しさに溢れた7日間の物語。

https://longride.jp/paterson-movie/

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