
友人が勧めてくれた日本人の女性歌手を聴いていて。
物足らなさを感じた理由を考える時、
いつもまず思い浮かぶのはPortisheadのベス。
そして最近ではこのオーストラリア出身のsia(シーア)。
世界的なアーティストなので知っている人も多いだろう。
普段聴いている音楽に比べると、
メジャー感満載で長い間聴いていると疲れてしまうけれど、
心に響いてくるものはかなりある。
そして少し調べてみると。
僕が2000年代前半に聴いていたZero7のボーカルを務めていたらしく、
同級生とばったり会った感覚に似ている。
年齢的にも同じ世代でもある。
「メジャー感」とはなんだろう。
と同じ表現者として考えさせられたりもする。
buna
今年は半年ちかくインドに滞在していたので、あの日々が思い出される。
マスクをしていても口の中が埃っぽくなるあの感覚。
クラクションの音、オートリキシャのエンジンの振動。
市場の色とりどりの果物や野菜、小物や服。
予定では1月中には戻る予定だったけれど、
この気管支炎と目の痛み(結膜炎)、
その上、甲状腺ホルモンにも異常がでてきている。
自分の身体に何が起きているのだろう。
コロナワクチンについての数ある噂は、
ほとんど聞き流していたけれど。
もしかしたら、このホルモンの異常について、
影響があったのでは。などと勘ぐってしまう。
しかし、なんの証拠もない。
今月はこの2枚。
11月分をアップするのを忘れたまま、12月も末。
毎日、忙しい日々を過ごしており、
なかなか更新ができない。
恒例の1年を振り返ることもできていない。
今は突っ走るのみ。
Rilla Yukou / 遊光 EP 2022
JAH WARRIOR / DUB FROM THE HEART PART 2
帰国してからの忙しさで更新を忘れてしまっていた。
10月は10代の頃によく聴いていた、
懐かしのこのカリフォルニアのパンクバンドの良さを再確認。
同じような曲が多いのだけれど、クセになる。
これはBad Religionの16枚目のアルバムで、
2013年1月22日にリリースされた。
発売と同時に好評を博し、
ビルボード200のアルバム・チャートで19位を記録、
バッド・レリジョンにとって初めてトップ20入りを果たしたアルバムとなり、
彼らのキャリアで過去最高となった。
Bad Religion – True North 2013
今日で4ヶ月。残すところ1ヶ月ちょっと。
色々あったような無かったような。
今月に関しては半分は体調を崩していて、
企画していた旅行にも行けず。
どうインドを楽しもう。
絵も描けなければ、音楽もまともに聴けない。
デリーは空気が汚すぎて散歩すらできない。
せめて美しい景色が身近にあれば良いのだけど。
帰国予定だった今日8月31日、
僕が何をしたかというと、休日だというのに働き、
その上、インドで初めて眼科に行った。
先月中旬から片目の瞼が腫れては治って、
また再び腫れるという症状が出ていた。
感染症らしいけれど、それ以上は詳しくはわからない。
「普通の感染症よ」と女医は言ったけれど、
なんだろう普通の感染症とは。
まぁ、何かしらでバイ菌が目に入ったのだろう。
それも腫れている片目だけではなく、
両目に感染症の症状があるというのは意外だった。
しばらく病院通いになる。
病院通いで一つだけいい事がある。
それは病院があるのが、
デリーからタクシーで30-40分のところにある、
グルガオンという日系も含む外資系のオフィスや
住居が多く構える新興街で、
日本食屋が多いということ。
さて、8月に聴いていたのは、テクノ系が多い。
インドでもDJがしたくなって、わかりやすい音楽を集めている。
buna
TECHNO
ROCK
今日で2ヶ月が経つ。体重はたぶん落ちたけれど、
人生観が変わるなんてことはない。
残り3、4ヶ月。
そして、また1月末にはここに来ることになるだろう。
予定通り進めば、その頃には大きな展示会を開催している。
本当に実現するのだろうか。
さて、7月も女性ヴォーカルものばかり聴いていたようだ。
気管支炎のせいもあって、疲労が。。
Billie Marten Feeding Seahorses by Hand (2019)
Art Tatum, Ben Webster “Art Tatum meets Ben Webster” (1956)
ずっとここにいることになりそうな、
そんな気がして、本当かよ?と自問をしている。
どうなったら日本に帰れるのだろう。
それとも開き直って、ヒンディー語を少しは勉強すべきか。
6月のよく聴いたアルバム
今月はゆっくり音楽を聴くことができなかった。
ようやく後半から住まいが整ってきたので、
(と言っても寝室だけだけど)
音楽を聴く時間を増やすことができた。
スピーカーを買ってDJmixを作れる環境にしたい。
こっちに来て、DJをすると伝えると誰彼を紹介してくれるなどと
言ってもらえるので。少しずつクリエイティブな活動も広げていきたい。
アトリエを整えるのは、これまた時間がかかりそうだ。
buna
日本を離れることもあり、
たくさんの人に会った。
なのに、不思議と今月は長く感じた。
というより、九州にも行ったし、
内容の濃い1ヶ月だった。
そんな5月のベストアルバムは以下の3つ。
Tennis System – Autophobia – 2021
Warpaint – Radiate Like This 2022
Snail Mail – Lush – 2018
環境が変わったら、
聴く音楽も変わるので、
どんな音楽と出会い、
どんな音楽と共に生きるのだろう。
少し楽しみではある。
buna
4月はプライベートで色々あった1ヶ月だった。
そんな時、やっぱり音楽がいつも支えてくれる。
芸術はそういう時、
アウトプットの方法でしかないというか、
救われた感はない。
制作が上手く進まなければ、
更に追い込まれてしまうし。
いつだって、諸刃の剣。
以下が4月のベストアルバム。
Jeremy Enigk “Ghosts”(2017)
Ghostly Kisses “Heaven, Wait (2022)”※二度目
Yellow Ostrich “Soft”(2021)
Chynna “I’m Not Here This Isn’t Happening(2018)”
Hope Tala “Starry Ache(2018)”
Kathleen Frances “Through the Blue”(2022)
今月は忙しかったせいか、
このアルバムしか思いつかない。
あまり知られていなそうなバンドだけど、
いわゆる「90年代のエモを彷彿させる音」
の英国のバンド。
Bewilder Everything Up To Now
僕が生きている間に、何度戦争が起きるのだろう。
いったい誰のための闘いなのだ。
朝から晩まで働きながら、自分に何ができるのかと。
どこの団体に寄付をすれば、
確実にウクライナで苦しんでいる人たちの元に届くのだろう。
不信感があるのはなんでだろう。
日本での生活も後二ヶ月。
会いたい人たちにできるだけ会いたいというのに、
オミクロンと戦争に翻弄されている。
FEB 2022 BEST ALBUM BEST 6
最悪な時期だった2022年、2月のベストアルバムは以下。
Ghostly Kisses Heaven, Wait (2022)
Mentah Everyone Hates (2022)
Jeremy Enigk World Waits(2006)
Luminous Kid at the end of the dream(2021)
iri neon(2022)
音楽にぶらさがって生き続けて、もう30年以上が経つ。
テープからCDへ、MDからMP3、最近はFLACやWAVのハイレゾ音源、
そしてレコードで音楽を聴いている。
もうこれからも変わり続けるのだろうか。
ハイレゾ音源対応のイヤホンやヘッドフォンが開発されても、
僕ら人間の耳が聴くことができる音には限界がある。
あとは、そのハイレゾ音源を聴くことができるように、
人体改造するしかないのだろうか。
Ghostly Kisses
カナダのモントリオール。
地図上ではNYに近いように見えるけれど、飛行機で2時間弱かかるようだ。
そこを拠点に活動するDream PopユニットのGhostly Kisses 。
この1stアルバム『Heaven Wait』、
Bill Evansのアルバム『Undercurrent』のジャケを彷彿させるアートワークは、
コロナ禍という闇から、もう少しで抜け出せそうな、
そんな世界が表現されているのだろうか。
透明感のある女性ヴォーカルの声が、疲れた心に染み入る。
今年、このアルバムを何度聴くことになるだろう。
https://ghostlykissesmusic.com/
千葉県は流山市で友人の写真家が、
貸アトリエ兼ギャラリー兼カフェ、
NAZUKARI WAREHOUSEを経営している。
僕が遊びに行った時は熊谷聖司さんの
写真展「冬の図書室」が開催中だった。
脳に良い刺激をもらった記念に、
冊子(100部限定)を購入させてもらった。
アートより音楽が好きなので、
ギャラリーに足を滅多に運ばないけれど、
クリエイティブな刺激も
定期的にもらった方が良さそうだ。
そんな僕も3月末に渋谷某所で
開催される展示会に出展する。
制作時間がなかなか作れず、
時間ばかりが経っていく。
JAN 2022 BEST ALBUM BEST 6
年末恒例のアルバム選び、
大変なので毎月何枚かここに記しておこうと思う。
続けられるかわからないけれど。
とりあえず、今年1月にぐっと来たアルバムはこちら。
Jazz
1: Sonny Clark Trio – Sonny Clark Trio(1957)
2: Bud Powell – Time Waits: The Amazing Bud Powell, Vol.4(1958)
3: Horace Parlan – Movin’ & Groovin'(1960)
Rock
1: TAPE TOY – Honey, WTF(2022)
2: Christin Nichols – I’m Fine (2022)
Electronic
1: Hounah – Broken Land LP(2021)
Gliss / Devotion Implosion(2009)
音楽好きは年末になるとその年のベストアルバムなどを考えて、
選ぶのが難しい!などと言って頭を抱えるから面白い。
Mentah / B Sides EP(2020)
ルールはそれぞれであり、その年にリリースされたもの限定だったり
個人的にたくさん聴いたアルバムだったり。
By the Coast / you(2019)
今回は僕の2021年ベスト7を紹介。リリース年は無視。
よく聴いたアルバムとジャンルを代表したアルバム、
またはシングルになっている。
Cigarettes After Sex / Cigarettes After Sex(2017)
2021年はロック、それもエモとシューゲイザーと
ドリームポップをたくさん聴いた。
今年は、どんな音楽と共に生きるのだろう。
buna
Autechre / NTS Session 2(2018)
Mogwai / As the Love Continues (2021)
Quantec / Moments EP(2020)